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 懸命に自分で目がつかれない背景色と文字色を探しているのですが、やはりどんなに苦労しても目のチカチカは防げません。電気で輝くディスプレイの構造のせいなのか、どんな色を組み合わせても雑誌や本のようにマターリとはならないです。このチカチカをマターリにする技術を開発希望です。光学フィルムしかないのかな。本のように見やすければ、SE・プログラマーの苦悩もかなり軽減できると思うのですが。

 ところでspeak easy社会クリック!でBSE関連の話が出ていますが、黒塗り資料の原本は自分では手に入りませんので、真名氏の今後の記事に期待しております(個人を知っているわけではないけど)。原本が一般に流れるとは思いませんが、総括的な記事の形でいつかアップされるでしょう。何で新聞・ニュースでこの問題を追求しないで、ブログがやるわけ?と思わなくもないですが、原本にまであたれるブログはspeak easy社会たった1個しかないかも知れません。これだけの国家的な資料ですから、最終的にはJ-CIAあたりがザクッと出てお披露目するかも知れませんが、部外者には分かりません。

 しかし、自分にもできる事はゼロではありません。BSE問題の位置づけを分類することくらいはなんとかなりそうです。自分にできるのはたったこれだけですが、対策をひらめくためには必要だと思います。そしてBSE問題のみを切り出してクローズアップする事は避けておいた方が良いように思います。そのスタンスだと最後にはアメリカ政府がゴネて、日本の世論が「中・朝のことがあるし、アメリカとの政治摩擦は避けたい。」になってしまう可能性があるからです。これはいけません。アメリカ政府がゴネても、BSE問題のガマンは公害が拡大するので良くないことです。公害にどんな種類があるか、wikiで確認を取ります。

典型七公害
環境基本法第2条第3項において列挙された公害を俗に「典型七公害」と呼ぶ。「典型七公害」は以下の七つの公害からなる。

1. 大気汚染
2. 水質汚濁
3. 土壌汚染
4. 騒音
5. 振動
6. 悪臭
7. 地盤沈下

日本の主な公害事件
· 足尾鉱毒事件 - 古河鉱業(現古河機械金属)
· 安中公害訴訟 - 東邦亜鉛

四大公害病
1. 四日市ぜんそく
2. イタイイタイ病 - 三井金属鉱業
3. 水俣病 - チッソ
4. 第二水俣病(新潟水俣病) - 昭和電工


 これは日本では多くの人がそれなりに知っていることです。こういう話をすると「日本人はいい人だ、わが国の公害対策費を持ってくれ。」と隣の国に言われそうですね。(現在の中国産食材は輸入停止して欲しいんですが・・・安かろう毒だろう、です)中国の野菜も、アメリカのBSE牛も、必ず国家間問題に発展しますが、これは決して政治レベルで取引されるべき問題ではありません。日本の四大公害同様、外国の産業に対しても黙っていると手遅れになります。BSE牛と人間のクロイツフェルト・ヤコブ病の因果関係は100%証明はされていませんが、イタイイタイ病・水俣病と同様、因果関係が証明される日にはすでに蔓延しているでしょう。

 以下、水俣病の発生から産業にメスが入るまでの過程をwikiから抜粋・加工します。BSE問題もほぼ同じ過程を辿るものと思われます。

フェーズ1動物の不審死)1955年頃より猫の不審死が多数見られるようになり、翌年1956年人にも同様の症例の発生が確認された。1956年5月1日、新日本窒素肥料水俣工場附属病院長の細川一が「原因不明の中枢神経疾患の発生」を水俣保健所に報告した。この日が水俣病公式発見の日とされる。

フェーズ2差別風評被害)当初、患者の多くが漁師の家庭から出た為、新日本窒素肥料などにより風土病との宣伝がなされた。それらにより「水俣奇病」などと呼ばれ、水俣病患者と水俣出身者への差別が起った。その事が現在も差別や風評被害につながっている。また非認定患者の潜伏や移住にいたる場合もあり、認定を巡る訴訟にも影響を与えた。

フェーズ3市場の暴落)水俣近海産の魚介類の市場価値は失われ、水俣の漁民たちは貧困に陥るとともに食糧を魚介類によらざるをえなかった為、被害が拡大されていくことになった。水俣市では新日本窒素肥料に勤務する労働者も多いことから、漁民たちへの中傷や新日本窒素肥料に同情的見方もあった。

フェーズ4因果関係の拒絶)1959年、熊本大学医学部水俣病研究班が原因は新日本窒素肥料水俣工場から排出される有機水銀中毒と発表した。しかし、新日本窒素肥料はこれを否定し、かなり後期になるまで会社、行政ともに対策を怠った。政府が発病と工場廃水の因果関係を認めたのは1968年である。この遅延により被害が拡大した。

フェーズ5因果関係の受諾)水俣病と認定された患者には政府および新日本窒素肥料(チッソ)から医療費等が支給されたが、政府による認定を受けられなかった患者の救済問題が生じている。水俣病であるとの認定が病理的ではなく政治的であるとの批判がある。


 BSE問題が水俣病と同じように↑のフェーズを全てゆっくり通り抜けなければ畜産業にメスが入らない、ということは無いと思いますが、しかし、アメリカ合衆国に提訴しても肝腎の大統領がテキサスの牧場主ですからねぇ・・・「日本人はいい人だ、わが国の公害対策費を持ってくれ。」と最後まで対策費用を渋るかも知れません。

 国家間のつきあいは横に置いておくとして、BSE問題はwikiで挙げた典型七公害には入っていません。しかし生物汚染は新たな公害分野として認識された方が良いように思います。遺伝子組み換え農産物はまだ公害にはなっていませんが、未来のことは分かりません。(今までも土壌汚染・水質汚濁からの生物濃縮過程はありますが、BSEのような直接の生物汚染を公害とする事例はまだ認められていないと思います)産業が引き起こす病気を放置するとどうなるか、それは日本国民は重々承知ですが、いざ「さあ、BSE牛が出たぞ!」と言われると近視眼的になり、最後は「緊急輸入停止、これで安全のはず。」になってしまいがちです。最後はフェーズ5・因果関係の受諾ですから<公害として、畜産業にメスを入れる>を忘れていては、いつまで経っても解決できません。関係ない畜産家への風評被害は確かにあるでしょうが、公害のフェーズ進行を見る限り、それは仕方のないことです。

ただしこの問題、日本国内でなくアメリカ国民に訴えなければなりません。シャレにならないような大産業が相手なので、どうでもいいようなブロガーが叫んでも、本当にどうにもなりません。力ある御方がこの記事を偶然にも読んでいらっしゃれば、多くの中のひとつの意見ではありますが、どうぞご一考を。
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