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 みなさま、明けましておめでとうございます。

 パソコンにアクセスしたのはもう久方ぶりであります。去年の師走はインターネットにほとんどつなげませんでした。税金やら保険の細かい更新を年末で一気にこなしました。確定申告にくっつける医療費のレシートがすごい分量です。「人間トシを取ると、病院のレシートの束はすごい厚さになるもんだ」と言うより他にありません。70代になりましたら、医療費は最大で年間50万円くらい払う覚悟が必要かも知れません。

 先ほどメールボックスを立ち上げましたら、新規で65件もたまっていました。とはいえスパムがたっぷり溜まっているだけなんですけど。インターネット接続は優先順位が低いので、そういうわけでメールを送ってくださったスパム業者の方、今年もよろしくお願いします。ブログを更新しました後、立派に削除させていただきます。

 今年の元日の過ごし方は、マグロ漁のドキュメンタリーを観ながら、正月らしく雑煮をいただきました。津軽海峡で行われているマグロ漁の迫力はすごかったです。筋書きのあるドラマと違って、全てがナマ。
「この時化の日に船を出しているのは、○○さんだけ。他に船は見当たらない。他の船がいなければ、それだけ自分が釣れる確率が増える」
と、画面が波で揺れながらナレーションが入るのはかっこいいんだけど、漁師のおやじだけでなく、船に一緒に乗り込んでいるカメラマンも気合がすげーな、と思いました。漁師のおやじに付き合った挙句、もし氷の海に落ちたら、2分程度で心臓が止まるはずです。・・・まあ、このくらいのリスクを取れば、充分に迫力があります。鬼気迫るものを感じました。

 1月4日と5日に「マグロ」とかいう渡哲也主演のドラマを放映するらしいですが、迫力の無い予告編は見る気が失せてしまいました。筋書きのないナマとは、全然違いますね。「白虎隊」とやらもドラマで放映するらしいですが、これも予告編だけで充分。

 唯一面白かった「功名が辻」は残念ながら終了してしまい、今年はますますテレビが面白くなくなりそうです。「功名が辻」は例外的に面白かったなぁ・・・。山内一豊を主人公に持ってくるという、珍しい戦国モノでしたが、役者と配役が良かったです。「秀吉を見事に演じた、あの珍しい顔のうつけ者は一体誰なのか?」という疑問をじいさんばあさんに聞かれましたら、最後にくっつけたリストをどうぞ。ブログにデータを保存してしまえば、本家が消してもこっちは消えません。

 それにしてスケバン刑事を演じた仲間由紀恵が、あのようなすばらしい女優になっていたとは、知りませんでした。スケバン刑事の頃は単なるイモだと思っていたのですが、浅野ゆう子と同じ場面に出て自分が浮かないとは、すごい大物女優ぶりです。浅野ゆう子がどんな場面でもキメキメの女優であるだけに、彼女と共演する人は、演技が見劣りした時点でヘンに浮いて見えてしまいます。

 舘ひろしもさほどの役者でもない、と思っていたのですが、織田信長役は良かったですよ!実に良く似合っていました。最初は「あぶない刑事の舘ひろしでいいんかいな?」と思いましたが、なんのなんの、うまくハマっているではありませんか。秀吉の柄本明、家康の西田敏行、この二人もなかなか絶妙。誇張した大芝居が面白いったらありゃしない。そんじょそこらの役者ではできませんな。この2人の得意な分野はコメディーなので、誇張をやらせたら日本でも指折りの役者かも。「この時代の人物が、本当にこんな人達だったら、さぞニギヤカだっただろうな」と感じるお芝居を楽しませていただきました。

 こんな風にNHKを誉めても良い事は何もないのですが、数年に一度くらいはドラマで当たり年があるもんですね。2006年は当たりだったから、2007年はハズレかな??ま、役者のうちのどれくらいが創価学会員か?なんてことを考えると、じいさんばあさんの健康に悪いのでやめておきます。

 さてNHK大河ドラマは2006年に続き2007年も当たり年になるのか?以下は去年のまとめのようなもの。今日のところは、こんなネタで終了。

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織田信長(おだのぶなが)…舘ひろし(たちひろし)
その野望「天下布武」

  諸将が牽制し合い群雄割拠する戦国の世を統一の方向へ大きく動かしたのは信長の激烈な個性だった。「うつけ者」と評判をとった若き日から血族を倒しての尾 張統一、「天下布武」を掲げての上洛戦。一豊にとっては、信長との強烈な出会いがその後の人生を方向付けることとなるが、旧来の権威を一切認めず比叡山を 焼討ちする等、理解を超えた巨大な存在でもある。光秀、秀吉ら信長軍団を動かし、戦に明け暮れるその日々の中で、信長の孤独な心は妻・濃のみが理解すると ころであった。本能寺にて家臣・光秀に襲われ道半ばにして自害。
明智光秀(あけちみつひで)…坂東三津五郎(ばんどうみつごろう)
誇り高き反逆者

  若き日、美濃の斉藤道三に仕え、その娘・濃と知り合う。道三から天下の器と見込まれて薫陶を受け、幕府再興を志し流浪の足利義昭に仕えた。信長の力を借り て義昭を上洛させ幕府を再興した光秀だったが、将軍職についた義昭は反信長同盟を形成、信長は義昭を追放。伝統や格式を重んじる光秀は、一豊に信長や秀吉 とは違う武将のあり方を示すが、旧来の権威を破壊し隷従を強いる信長と相容れぬことも多く、遂に反旗を翻し本能寺にて主君・信長を打倒。しかし信長後継を 目指す秀吉との戦いの中で、敗死する。
ガラシャ(玉)…長谷川京子(はせがわきょうこ)
悲運に生きた光秀の娘

  幼い時、岐阜城下にて千代と出会う。長じて光秀とも親交のあった細川藤孝の嫡子・忠興の妻となる。本能寺にて信長を倒した光秀は、細川に対し、味方に加勢 するよう依頼。しかし藤孝・忠興ともにこれを拒否、玉を逆賊の娘として幽閉させる。この苦難の中でキリスト教に入信。後、関ヶ原の戦いを前に、大坂にて挙 兵した石田三成は、家康につき従う武将の妻子に対し大坂城へ入るよう命令。この時ガラシャは人質となることを拒否、屋敷に火をつけ、死を選ぶ。自らの人生 を自ら決せんとするその生き様が、千代ら東軍の妻たちに勇気を与えることとなる。
六平太(ろくへいた)…香川照之(かがわてるゆき)
千代を守る謎の甲賀者

  千代の幼なじみ。故郷の村が戦乱に焼かれ千代と生き別れた後、甲賀で忍びのものとして成長。一人の主に忠誠を誓うことのむなしさを感じてしまった六平太 は、千代と再会後、ある時は一豊に敵方へ寝返らないか誘いをかけたり、また、千代と接触して敵方の情勢を示唆したり、天下の形勢を計るような生き方をす る。僧侶や商人に変装して諸将の間を渡り歩く六平太は、戦国の敵・味方、武士や商人といった枠組みにとらわれない自由闊達とした生き方をする人物であると も言える。千代を生涯にわたり支え続け、千代と共に土佐にも入国するが、千代・一豊の盾となって落命する。
徳川家康(とくがわいえやす)…西田敏行(にしだとしゆき)
戦国の覇者

  若き日から同盟者として信長と共に戦う。本能寺に信長が倒れた後、関白となった秀吉の上洛要請を黙殺し臣従を拒否。小牧・長久手の戦いで秀吉軍に局地戦で 勝利して講和を結び、秀吉の妹・旭を正室に迎え、秀吉の母・大政所を人質として得てようやく臣従。この間のやりとりを千代・一豊は目の当たりにすることと なる。秀吉亡き後は五大老筆頭として政務を統括するが、石田三成らと対立。一豊ら諸侯はどちらにつくか苦悩する。関ヶ原の戦い前夜、千代の機転により一豊 は家康への忠誠をいち早く示し、諸侯もならって家康への気持ちを不動のものとした。これが戦後の山内家土佐一国拝領への足がかりとなった。
千代(ちよ)…仲間由紀恵(なかまゆきえ)
  近江・琵琶湖畔に生まれる。幼い時、戦乱に父・母を失い、故郷を離れ美濃の縁戚に身を寄せる。一豊と出会い結婚。寧々やお市・旭ら戦国を生き抜く女性とか かわりながら、「よく寝、よく食べ、よく笑う」その明るい性格と機転で夫を支え、山内家の危機をも乗り越え、家来二・三人の下積み時代から遂に土佐二十四 万石の藩主へと夫婦ともども駆け上る。一豊亡き後、大坂の陣を経て家康絶命の翌年、戦国時代を看取るように静かに他界する。
山内一豊(やまうちかずとよ)…上川隆也(かみかわたかや)
  父・盛豊(もりとよ)は尾張岩倉・織田家の家老だったが、尾張統一をめざし血族と戦う信長により滅ぼされ、一豊は放浪の身となる。父の仇・信長との強烈な 出会いから信長こそ主と心に決め仕官、秀吉に槍の腕を見込まれ、以後秀吉に従い幾多の戦に従軍。槍一筋、不器用ではあるが真っ直ぐな生き様を貫く。政治的 な立ち回りは不得手だが、関ヶ原合戦前夜、千代の機転により家康の信任を得、合戦後土佐二十四万石を得る。
五藤吉兵衛(ごとうきちべえ)…武田鉄矢(たけだてつや)
  盛豊の代からの山内家家臣。一豊のいわば守役として幼い時から仕え、放浪時代にもつき従ってきた。一豊にはこうしろ、ああしろ、もっと器用に立ち回れと口 うるさい家来ではあるが、それも心底一豊のことを思えばこそ。賤ヶ岳の合戦直前、伊勢亀山城攻めの際、主・一豊に手柄をとらせようと奮闘、壮絶な最期を遂 げる。
祖父江新右衛門(そふえしんえもん)…前田 吟(まえだぎん)
  五藤と同じく山内家重臣。父亡き後の一豊は五藤と自分の二人で育ててきたとの自負がある。一豊の生真面目さを愛し、主としての振る舞いを指南する。老齢ゆ えに腕が鈍り戦場(いくさば)で一豊の力になれなくなったと感じた時、第一線を退くことを決意、以後は千代・一豊の相談相手となり山内家を支えて行く。
法秀尼(ほうしゅうに)…佐久間良子(さくまよしこ)
  大河ドラマへの出演は平成元年「春日局」以来。一豊の母。夫・盛豊が信長に滅ぼされてからは、知己の屋敷の一隅に結んだ庵で閑居した。先代の妻として山内 家を束ねるいわば象徴的な存在。父母を失った千代が美濃の縁戚を訪ねる道中、法秀尼が千代を一時預かり、戦に傷ついた千代の心を優しく癒し、その天性の朗 らかさを宝のように思う。千代と一豊との結婚を誰よりも喜び、以後も千代を支え続け、山内家復活の陰の力となる。
きぬ…多岐川裕美(たきがわゆみ)
  大河ドラマへの出演は平成6年「炎立つ」以来。千代の養母。千代の生母の姉にあたり、子のない市之丞・きぬ夫婦は、千代を実の子のように愛しみ育てた。き ぬとしては、千代が朗らかに育ってくれたことは嬉しいのだが、馬を乗り回すそのお転婆ぶりに、嫁の行き先があるだろうかと心配になることがある。千代が一 豊に嫁いだ後も、その幸せをのみ祈り、千代が訪ねた際にはそのよき相談相手となる。
不破市之丞(ふわいちのじょう)…津川雅彦(つがわまさひこ)
  千代の養父。戦乱に父母を失った千代を逞しく育てようと乗馬を教えた。美濃四人衆の一人で信長の美濃攻略の際には徹底抗戦を誓い、千代ら家人を連れ稲葉山 城(のちの岐阜城)に篭城、そこへ信長軍に属す一豊が攻め入ってくることとなる。千代と一豊との結婚を許し、「夫の一大事の時に使え」と金を鏡箱の底に忍 ばせそっと千代に渡す。この金で千代は、一豊に名馬を購い、この馬が信長の目にとまって一豊は名を挙げることとなる。

-秀吉をめぐる人々-
豊臣秀吉(とよとみひでよし)…柄本 明(えもとあきら)
  信長家中において、その陽気さで人気をあげる一方、敵も多い。恋女房の寧々を愛する一方、無類の女好き。槍働きが苦手で、一豊の槍の腕を見込み、その生一 本の性格を面白く思っているが、一豊にとっては謎多く、時に壁になる「上司」。天性の「人蕩し(ひとたらし)」の才で敵方を調略して頭角を現し、ついには 関白・太閤へ。淀への寵愛、朝鮮出兵、秀頼への溺愛等、権力への妄信と執着は常人の想像を絶し、数々のドラマを産み出す。
寧々(ねね)…浅野ゆう子(あさのゆうこ)
  大河ドラマ初出演。秀吉の正妻。千代ら秀吉家臣の妻から見るといわば「上司の妻」にあたり、そのご機嫌を損ねると夫の出世にも影響しかねないほど、秀吉へ の影響力は強い。秀吉亡き後は北の政所として、秀吉と共に幾多の戦を生き抜いて来た諸将から敬愛を集め、秀吉唯一の実子・秀頼の母たる淀と対峙する。千代 との交流も続き、一豊亡き後千代は土佐から京都へと戻り、大坂の陣にて豊臣家が滅亡する戦国の行く末を寧々とともに見守ることとなる。
淀(よど)…永作博美(ながさくひろみ)
  大河ドラマ初出演。お市の娘。幼い時、小谷城落城の際には父・長政を失い、次いでお市が嫁いだ勝家の北の庄城落城の際には母・お市も失った。そして、これ ら二つの城を攻め父母を自害へと追い込んだ秀吉の妾となる。秀吉亡き後、唯一の実子・秀頼の母として権力の絶頂にあり、諸将や、千代らその妻たちは生き残 りの為、淀につくか北の政所につくか苦慮することとなる。後、大阪夏の陣では、家康に攻められ、秀頼とともに大阪城にて果てる。
旭(あさひ)…松本明子(まつもとあきこ)
  大河ドラマ初出演。秀吉の妹。農民と結婚し平穏な生活を送っていたが、秀吉の命により夫とひき離され、ある武将との結婚を余儀なくされる。後、関白となっ た秀吉は家康に上洛を要請するが、家康はこれを黙殺し臣従を拒否。秀吉はまたしても旭を離縁させ家康の妻とすることで、家康の懐柔をはかろうとする。旭は 酷薄なその運命を受け入れ家康の下へ輿入れして行く。
豊臣秀次(とよとみひでつぐ)…成宮寛貴(なりみやひろき)
  大河ドラマへは平成14年「利家とまつ」以来の出演。秀吉の姉の子=甥にあたる。幼い時、秀吉の命により敵方のある有力武将の元へ人質に出された経験があ る。後、秀吉の右腕として頭角を現し、秀吉から関白の位を譲り受ける。一豊はその秀次の後見役となるが、秀吉は淀との間に秀頼ができると一転して秀次排斥 を企む。追い詰められた秀次はついに謀反の疑いありとして秀吉から切腹を命じられ、無念の中高野山にて自害、その一族も女子供にいたるまで斬首された。
竹中半兵衛(たけなかはんべえ)…筒井道隆(つついみちたか)
  信長の美濃攻略の際、当初、美濃側の将としてその知略で信長を悩ませた。不破市之丞と面識があり、結婚前の千代を知って交誼を結ぶ。秀吉は半兵衛の才を見 込み三顧の礼を尽くし臣として手厚く迎え、以後、秀吉こそ天下の器とその参謀として従軍。中国攻めの最中、三木城攻めの折、志半ばにして病に倒れ他界す る。
前野将右衛門(まえのしょうえもん)…石倉三郎(いしくらさぶろう)
  秀吉の家臣。蜂須賀小六とともに木曽川の水運等を牛耳る川並衆(かわなみしゅう)として活躍、秀吉との親交も旧くその臣となる。一豊のいわば「先輩」。秀 吉軍には常に前野の姿があり、よく秀吉を補佐したが、秀吉が関白秀次の排斥を目論む中で、前野の息子が秀次に忠誠を誓う連判状に署名した事実が発覚。連座 の罪を問われた前野は中村一氏の元へ預けられ、一豊らが申し開きを勧めるにもかかわらず、責任を感じ自害し果てる。
蜂須賀小六(はちすかころく)…高山善廣(たかやまよしひろ)〈プロレスラー〉
  大河ドラマは平成14年「利家とまつ」以来の出演。秀吉の家臣。もともと尾張の土豪で、木曽川一帯を川並衆(かわなみしゅう)としてとり仕切る。同郷の秀 吉と強い絆で結ばれ、前野と兄弟の契りを交わしている。腕っ節が強く正義に熱い好人物。信長の上洛戦、中国攻め、山崎の戦い等、数々の戦(いくさ)で秀吉 の力となり、四国平定後、阿波一国の主となる。
福島正則(ふくしままさのり)…嵐 広也(あらしひろなり)
  大河ドラマ初出演。秀吉の血縁にあたり、一豊よりも若い世代の武将。賤ヶ岳の戦いで七本槍の筆頭にあげられる活躍を見せ、論功行賞により禄高は一豊を上回 り、一豊は出世競争の中で若い世代に抜かれて行く焦燥を覚える。秀吉亡き後、家康と三成を二つの極として政治地図が展開する中で、反三成派の急先鋒とな り、その間に入った一豊が苦慮することとなる。

-信長をめぐる人々-
市(いち)…大地真央(だいちまお)
  大河ドラマへは昭和63年「武田信玄」以来。信長の妹。上洛を目指す信長の意をうけ、近江・小谷(おだに)城主浅井長政の元へ嫁ぐ。浅井は信長に攻め滅ぼ され、お市は茶々(のちの淀)ら三姉妹とともに城を降りる。本能寺の変の後、信長後継の体制をめぐって秀吉と柴田勝家が争う中、お市は勝家へ再嫁するが、 勝家は秀吉に攻められ落城の最中に自刃、お市は、三姉妹を城外へ逃れさせ、自害を遂げる。戦国の女性の運命を生き抜いた佳人。
濃(のう)…和久井映見(わくいえみ)
  信長の妻。美濃の斉藤道三の娘。信長の孤独な心情を唯一人理解している。明智光秀といとこの関係にあたり、幼い時には、互いに後には添う者と思い合うほの かな交流があった。その光秀が信長に臣従しようと頭を垂れる姿を見てかすかに衝撃を受ける。本能寺の変で光秀軍に攻められ最期の時を覚悟した信長の前に、 長刀を手に現れ、光秀軍と戦い妻としての誇りを全うする。
柴田勝家(しばたかついえ)…勝野 洋(かつのひろし)
  信長の重臣。「鬼の権六(ごんろく)」と恐れられる猛将。剛に生きる勝家は、戦においても知略を掲げる秀吉と対立を次第に深め、本能寺の変の後、信長の後 継体制をめぐってその対立は決定的となる。信長の妹・お市の方を娶り信長恩顧の将たちの信任を得ようとする勝家に対し、秀吉は攻勢に転じ、勝家の牙城・北 の庄城は陥落、勝家は自刃を遂げ、お市もその後を追うこととなる。
丹羽長秀(にわながひで)…名高達男(なだかたつお)
 信長の重臣。信長が尾張統一を目指し織田一族間での戦いに明け暮れていた頃から、信長家中において政治・軍事両面において重きをなしていた。以後、本能寺の変の後の山崎の戦いに至るまで数々の戦に参戦し、信長後継の体制を決する清洲会議にも秀吉、勝家らと参加している。
林 通勝(はやしみちかつ)…苅谷俊介(かりやしゅんすけ)
 信長がまだ幼い時から付き従う家老。戦場に生き場所を求めるというよりは、執政を主務とするタイプの武将。桶狭間の合戦時にも、大軍で押し寄せる今川軍に対するに篭城戦を主張する。
佐久間信盛(さくまのぶもり)…俵木藤汰(たわらぎとうた)
  大河ドラマ初出演。勝家らと並び信長の古くからの重臣。家来を戦う道具のように働かせる信長の下にあり、唯一人マイペースなところのある武将で、信長の叱 責を受けても「そんなこと言っても、みんな一生懸命やっている」といった発言をしたりする。石山本願寺攻めの主将となるが、その働きが悪く、信長から追放 を命じられ没する。

-戦国を生きる男たち-
石田三成(いしだみつなり)…中村橋之助(なかむらはしのすけ)
  秀吉に見出され側近の奉行として頭角を現す。秀吉の寵愛を得る淀と同郷の近江出身であり、諸将は三成を中心とする派と、秀吉と共に幾多の戦を生き抜いて来 た旧来の諸将の派に割れる。秀吉の死後、豊臣家への義を貫かんと秀吉の後継は実子・秀頼の他になしとし、関白・秀次の後見人たる一豊らと相対する。三成の 説く正義に理ありと感ずる所のある一豊は、関が原の合戦へ至るまで、天下を治めるのは家康か、三成か、大いに悩む。
浅井長政(あざいながまさ)…榎木孝明(えのきたかあき)
  お市の夫。上洛を目指す信長には、近江・小谷(おだに)城主長政との同盟が必要だった。いわば政略により嫁いで来た信長の妹・お市を、長政は優しく包み茶 々ら三女をなす。父・久政の意に押される形で、長政は信長討伐を決意するが、お市の通報で信長は危地を脱出。長政はなおもお市を「浅井の女」として信じ続 けるが、秀吉軍を主力とする信長の容赦ない攻めを受けついに小谷(おだに)落城。お市と娘たちを城外へ逃し、自刃する。
浅井久政(あざいひさまさ)…山本 圭(やまもとけい)
  長政の父。越前の朝倉氏との旧交を重んじ、信長から持ち掛けられた同盟を長政が受けようとした際、強く異を唱える。嫁いで来たお市に対して信長の諜者では と懐疑的で、信長討伐への動きをお市が信長に通じたことで、長政・お市を激しく責めたてる。小谷落城時に自害し果てる。
今川義元(いまがわよしもと)…江守 徹(えもりとおる)
  駿河を拠点とし、東海一の弓取りとうたわれた有力大名。桶狭間の戦いまでは、戦国の世を平定し天下人となる人間が現れるとすれば、その筆頭候補は義元だと 目されていた。しかし、大軍を率いての上洛の途次、桶狭間の戦いにて信長にまさかの敗北を喫し、討死。諸侯は信長に瞠目することとなる。

-千代・一豊をめぐる人々-
山内康豊(やまうちやすとよ)…玉木 宏(たまきひろし)
  大河ドラマ初出演。一豊の弟。一豊が、父・盛豊の仇・信長へ仕えることに対し批判的。だが、一豊が長浜城主となる際、山内家結束の時と参集、以後一豊の右 腕となる。関ヶ原合戦後、一豊が土佐を与えられると、長宗我部恩顧の土豪たちが反抗するのに対し、いち早く土佐へ入り、一豊の入国の足がかりをつくった。
祖父江新一郎(そふえしんいちろう)…浜田 学(はまだまなぶ)
 新右衛門の長男。新右衛門が第一線の戦(いくさ)働きから退いて後、後を継いで一豊の右腕となる。土佐入国へ至るまで数々の戦に従軍してよく山内家を盛り立て、重臣の立場を不動のものにする。
堀尾吉晴(ほりおよしはる)…生瀬勝久(なませかつひさ)
  一豊の親友。一豊と同世代の武将で、同じく信長・秀吉に仕え出世を競う、サラリーマン社会になぞらえればいわば一豊の「同僚」。その誠実な人柄は衆目の一 致するところで「仏の堀尾」とあだ名される一方、本能寺の変の後の山崎の戦いでは天王山を制するなど武勲も高く、豊臣政権の三中老の一人となる。一豊との 友情は終生変わることがない。
いと…三原じゅん子(みはらじゅんこ)
 大河ドラマ初出演。堀尾吉晴の妻。千代や中村一氏の妻・としと、夫の「上司の妻」にあたる寧々の元によく集まり、夫の出世に役立つ情報はないかと余念がない。浪費家で、生活に苦しくても着物などを購ってしまう癖があるが、夫の行く末を思う気持ちは千代と変わりない。
中村一氏(なかむらかずうじ)…田村 淳(たむらあつし)〈ロンドンブーツ1号2号〉
 NHK ドラマ初出演。一豊の「同僚」。信長・秀吉に仕え、怜悧な切れ者として知られるが、一豊や堀尾には熱い一面を見せたりもする。秀吉から「自分が考えていた 通りのことを、指図する前にやっている」と評価され、小田原城攻めの後の論功行賞では、一豊 掛川五万石、堀尾 浜松十二万石に対し、中村は駿河十七万五千石をあて行われ、出世競争では一歩リード。豊臣政権を支える三中老の一人となる。
とし…乙葉(おとは)
  中村一氏の妻。夫の一氏に惚れて惚れて惚れ込んで、心底から信じきっている。千代やいとらとよく寧々の元に集まり話し込んで行く。好奇心旺盛で城下にたつ 噂の出元は100%としだと言っても過言ではない。このドラマは千代・一豊夫婦、堀尾夫婦、中村夫婦、そして秀吉・寧々夫婦、4組の夫婦の物語でもある。
小りん(こりん)…長澤まさみ(ながさわまさみ)
  大河ドラマ初出演。甲賀出身の忍びの者。敵方の諜者として一豊に接近、そうとは知らない一豊は只ならぬ関係を結び軍略上の機密事項をもらしてしまう。一豊 の裏表のない真っ直ぐな気性に惚れ込み、武士をやめて自分と逃げるよう誘ったりする。若さと生命力で一豊を翻弄し、その登場は千代と一豊の夫婦関係にも波 乱を巻き起こす。
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賀正
おめでとうございます。看病お疲れ様です。更新が無いので心配してました。
クレヨンさんの着眼点は面白いので、これからも覗かせてもらいます。
ドグマ 2007/01/03(Wed)07:48:48 編集
無題
おーーーい!
 元気か?
北岡隆志 URL 2007/02/09(Fri)11:48:27 編集
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