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ITER機構、08年度設立へ…協定仮署名は5月
国際熱核融合実験炉(ITER)計画に関する次官級協議が1日、東京で開かれ、日米露中韓印の6か国と欧州連合(EU)が、同計画に関する協定の締結に向け実質合意に達した。5月24日にブリュッセルで協定の仮署名を行う。2008年度内に協定は発効、本部組織のITER機構が設立される見通し。費用分担は協定の付属書に明記される。フランス・カダラッシュの本体建設費5700億円はEUが45・5%、6者が9・1%ずつ。20年間計6000億円の運転費用はEU34%、日米が各13%、残り4者が各10%を負担する。
(2006年4月1日23時5分 読売新聞)
日本は建設費520億拠出(共同通信)
国際熱核融合実験炉(ITER)計画を進める日本など6カ国と欧州連合(EU)は1日、都内で開いた次官級協議で、建設と運営に必要な経費の分担割合で合意した。日本は本体建設に計約520億円、運営費に年約40億円を20年間拠出する。協議では計画を実施するための協定案でも実質合意。5月にブリュッセルで閣僚級会合を開いて署名し、運営機構の早期発足を目指す。
[共同通信社:2006年04月01日 19時55分]
国際熱核融合実験炉(ITER)計画に関する次官級協議が1日、東京で開かれ、日米露中韓印の6か国と欧州連合(EU)が、同計画に関する協定の締結に向け実質合意に達した。5月24日にブリュッセルで協定の仮署名を行う。2008年度内に協定は発効、本部組織のITER機構が設立される見通し。費用分担は協定の付属書に明記される。フランス・カダラッシュの本体建設費5700億円はEUが45・5%、6者が9・1%ずつ。20年間計6000億円の運転費用はEU34%、日米が各13%、残り4者が各10%を負担する。
(2006年4月1日23時5分 読売新聞)
日本は建設費520億拠出(共同通信)
国際熱核融合実験炉(ITER)計画を進める日本など6カ国と欧州連合(EU)は1日、都内で開いた次官級協議で、建設と運営に必要な経費の分担割合で合意した。日本は本体建設に計約520億円、運営費に年約40億円を20年間拠出する。協議では計画を実施するための協定案でも実質合意。5月にブリュッセルで閣僚級会合を開いて署名し、運営機構の早期発足を目指す。
[共同通信社:2006年04月01日 19時55分]
今日はどでかい文書日記を書くのはやめようと思っていましたが、ITER計画の進展があり、やはり記念に何か文書を残すことにします。日中外交関係でも何かあったようですが、ITER計画の進展よりも重要な出来事ではないので、それはまた後日の話題にします。インターネット時代は話題にことかかなくて、いいですね。目が疲れますけど。
まさかエイプリルフールの嘘ではないと思いますが、EU・日・米・露・中・韓・印がようやく合意に達しました。日本は初期費用520億えん、運用に年間40億えんという、とてつもない額を出資することになりますが、実験炉は残念ながら日本には誘致できずフランスに持って行かれてしまいました。しかしフランスに設置されるなら誘致失敗は我慢できる範囲でしょう。中国やロシアだったりしたら、ましてや韓国(いずれ北の将軍様に吸収されて統一朝鮮になる予定)に建設することになったら、おそらく日本はITERから手を引いたのではないでしょうか? ですから、どの国にとっても中立の立場に近いフランスが選ばれるのは当然の成り行きかも知れません。ITERがプラズマ科学に寄与する功績は計り知れないものがあります。ですから「大仏帝国、万歳!」といささか大げさに友人フランスを褒め称えておきます。(イギリスはかつて大英と呼ばれていましたので、フランスは大仏です)
ただしかし、残念ながら多くの人が思っているような核融合炉を完成させれば安全でクリーンなエネルギーが手に入るのだ、ということにはなりません。核融合炉は炉の破壊による放射性化した隔壁の暴露、というダーティな問題を抱え続けます。実際の安全性は原子炉とさほど変わりないかも知れません。破壊された時が危険である、という意味では両方とも危険なエネルギー源です。破壊の可能性を除外すれば核融合炉の方が安全なのでしょうが、テロリストや犯罪性国家は常に電力を真っ先に狙いますから、今の国際政治状況では破壊の可能性が低いとは思えません。
ITER計画を進める最大の利点は、より精密化した科学から生み出される半導体その他の利用法がエネルギー問題の解決・・・とまでは行かなくとも緩和する道を示してくれることだと思います。プラズマの研究により太陽電池の効率が非常に良くなったり、電気自動車の効率が良くなったり、もしかすると農業にも多大な影響があるかもしれません。例え核融合炉そのものは危険でも、太陽電池なら安全です。いろいろな分野への応用が期待できます。
未来社会は現代社会よりもエネルギー消費そのものを抑える形態になるでしょう。安全かつ有効なエネルギー源は、おそらく太陽から与えられるエネルギーだけだと考えるからです。破壊を考えなければ核融合が最高のエネルギー源でしょうが、国の動力炉レベルで安全を無視するのは狂気です。中国なら人口の90%が死んでも1億人以上生き残るから危険でも良い、と考えるでしょうが、それは彼ら独特の人口感覚です。フツーの国は太陽から与えられるエネルギーを利用・研究する目的でITERに参加すべきです。現代社会は原子力利権や石油利権に適応し「これこそ文明だ」との考えが蔓延していますが、人類が植物のように太陽エネルギーを燃料に生きる(太陽電池の話であって、DNAをいじって葉緑素を持つ話ではない)ようになれば、原発のために24時間電気を使いっぱなしにする風潮も終わりです。
おそらくそういう文明は21世紀までの命でしょう。「日本にとって一番重要なのは男女参画」などとNHKがほざいてますが、どうでも良いような気がします。(これって、税金がたっぷり奪えるご立派な利権なんですよね。男女参画とやらに貴重なコストを使うのか・・・)日本にとって重要なのはエネルギーを手に入れること、そして領土を奪われないように守り通すことでしょう。プラズマ科学の研究で太陽エネルギーが効率良く手に入れば、非常にコストの安い電力が使えます。そして半導体研究の進んでいる日本はEU・米国と並びエネルギー主導権を握れます。男女参画なんぞ吹っ飛ぶような話です。男女参画についてはゲノム計画が進み、老化の謎が解けてからでいいでしょう。寿命が短いと子育てに人生のかなりの時間を費やします。寿命が長くなれば個人の人生が重要になります。テロメアを長く伸ばすか細胞分裂の速度を遅くしてから男女参画は考えましょうよ。男女とも子育てが人生のイベントと見られるようになれば、自然に同一線上で生きられるはずです。
まあ、それはともかく、スローライフ派について苦言を少しだけ。ITERのような科学技術から目を逸らして太古の昔に帰ることを提唱する考え方は温かくてホッとさせられます。しかし、それはできない相談なのです。人によっては
日が昇るから目が覚める、
目が覚めるから腹が減る、
腹が減ったら狩りに出る、
こんな人生もありです。けれども、60億の人口を抱えた状態で全員がこんな生活をしたら食糧の奪い合いが発生するだけです。今の人類はガソリン食って狩りをやってますが、いつかは太陽を食うようになるでしょう。食糧を食うだけで仲良く生きるのはムリなのです。でも、スローライフをあまり叩く気にはなれません。確かにキャンプファイヤーや山河で採れる幾多の自然の幸には憧れます。60億の人口が毎日キャンプファイヤーなんぞやったらあっと言う間に植物がなくなって、全動物が酸素不足で窒息死するのでしょうけど。今日のつぶやきは以上です。
最初の段落から最後までテーマが一貫しているのかどうか不安です。意味が通じなかったりして。まあ、日々の雑感ですからご容赦を。
まさかエイプリルフールの嘘ではないと思いますが、EU・日・米・露・中・韓・印がようやく合意に達しました。日本は初期費用520億えん、運用に年間40億えんという、とてつもない額を出資することになりますが、実験炉は残念ながら日本には誘致できずフランスに持って行かれてしまいました。しかしフランスに設置されるなら誘致失敗は我慢できる範囲でしょう。中国やロシアだったりしたら、ましてや韓国(いずれ北の将軍様に吸収されて統一朝鮮になる予定)に建設することになったら、おそらく日本はITERから手を引いたのではないでしょうか? ですから、どの国にとっても中立の立場に近いフランスが選ばれるのは当然の成り行きかも知れません。ITERがプラズマ科学に寄与する功績は計り知れないものがあります。ですから「大仏帝国、万歳!」といささか大げさに友人フランスを褒め称えておきます。(イギリスはかつて大英と呼ばれていましたので、フランスは大仏です)
ただしかし、残念ながら多くの人が思っているような核融合炉を完成させれば安全でクリーンなエネルギーが手に入るのだ、ということにはなりません。核融合炉は炉の破壊による放射性化した隔壁の暴露、というダーティな問題を抱え続けます。実際の安全性は原子炉とさほど変わりないかも知れません。破壊された時が危険である、という意味では両方とも危険なエネルギー源です。破壊の可能性を除外すれば核融合炉の方が安全なのでしょうが、テロリストや犯罪性国家は常に電力を真っ先に狙いますから、今の国際政治状況では破壊の可能性が低いとは思えません。
ITER計画を進める最大の利点は、より精密化した科学から生み出される半導体その他の利用法がエネルギー問題の解決・・・とまでは行かなくとも緩和する道を示してくれることだと思います。プラズマの研究により太陽電池の効率が非常に良くなったり、電気自動車の効率が良くなったり、もしかすると農業にも多大な影響があるかもしれません。例え核融合炉そのものは危険でも、太陽電池なら安全です。いろいろな分野への応用が期待できます。
未来社会は現代社会よりもエネルギー消費そのものを抑える形態になるでしょう。安全かつ有効なエネルギー源は、おそらく太陽から与えられるエネルギーだけだと考えるからです。破壊を考えなければ核融合が最高のエネルギー源でしょうが、国の動力炉レベルで安全を無視するのは狂気です。中国なら人口の90%が死んでも1億人以上生き残るから危険でも良い、と考えるでしょうが、それは彼ら独特の人口感覚です。フツーの国は太陽から与えられるエネルギーを利用・研究する目的でITERに参加すべきです。現代社会は原子力利権や石油利権に適応し「これこそ文明だ」との考えが蔓延していますが、人類が植物のように太陽エネルギーを燃料に生きる(太陽電池の話であって、DNAをいじって葉緑素を持つ話ではない)ようになれば、原発のために24時間電気を使いっぱなしにする風潮も終わりです。
おそらくそういう文明は21世紀までの命でしょう。「日本にとって一番重要なのは男女参画」などとNHKがほざいてますが、どうでも良いような気がします。(これって、税金がたっぷり奪えるご立派な利権なんですよね。男女参画とやらに貴重なコストを使うのか・・・)日本にとって重要なのはエネルギーを手に入れること、そして領土を奪われないように守り通すことでしょう。プラズマ科学の研究で太陽エネルギーが効率良く手に入れば、非常にコストの安い電力が使えます。そして半導体研究の進んでいる日本はEU・米国と並びエネルギー主導権を握れます。男女参画なんぞ吹っ飛ぶような話です。男女参画についてはゲノム計画が進み、老化の謎が解けてからでいいでしょう。寿命が短いと子育てに人生のかなりの時間を費やします。寿命が長くなれば個人の人生が重要になります。テロメアを長く伸ばすか細胞分裂の速度を遅くしてから男女参画は考えましょうよ。男女とも子育てが人生のイベントと見られるようになれば、自然に同一線上で生きられるはずです。
まあ、それはともかく、スローライフ派について苦言を少しだけ。ITERのような科学技術から目を逸らして太古の昔に帰ることを提唱する考え方は温かくてホッとさせられます。しかし、それはできない相談なのです。人によっては
日が昇るから目が覚める、
目が覚めるから腹が減る、
腹が減ったら狩りに出る、
こんな人生もありです。けれども、60億の人口を抱えた状態で全員がこんな生活をしたら食糧の奪い合いが発生するだけです。今の人類はガソリン食って狩りをやってますが、いつかは太陽を食うようになるでしょう。食糧を食うだけで仲良く生きるのはムリなのです。でも、スローライフをあまり叩く気にはなれません。確かにキャンプファイヤーや山河で採れる幾多の自然の幸には憧れます。60億の人口が毎日キャンプファイヤーなんぞやったらあっと言う間に植物がなくなって、全動物が酸素不足で窒息死するのでしょうけど。今日のつぶやきは以上です。
最初の段落から最後までテーマが一貫しているのかどうか不安です。意味が通じなかったりして。まあ、日々の雑感ですからご容赦を。
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