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「呼吸器外しお願いした」 患者の遺族が証言 
 富山県の射水市民病院の人工呼吸器取り外し問題で、死亡した患者7人のうち、50代だった女性患者の遺族の男性が4日、共同通信の取材に応じ「呼吸器を外すことを外科部長にお願いした」などと証言、呼吸器外しは外科部長の提案ではなかったことを明らかにした。同意書はないという。
 外科部長(50)が同病院から自宅待機を命じられていることなどについて、この遺族男性は「一生懸命やっているのに、今の状況は気の毒だ」と話した。すでに県警の事情聴取を受けたという。
 遺族男性によると、女性患者は数年前に胃がんと診断され、昨年春、インフルエンザにかかって同病院に入院。そのまま症状が悪化して自発呼吸ができなくなり、呼吸器が取り付けられた。


 ええと、ハーバード大のアイヴァン・ホール博士の発言(3月28日発信)について書こうとしたのですが、そちらは外国人批評家という日本のマスコミ界に食い込んでいる問題なので簡単には腐りそうないニュースです。そういうわけで、本日(4月5日発信)報道された射水病院の人工呼吸器問題の続きの記録を残そうと思います。

 初回の記録はhttp://ketchup.blog.shinobi.jp/Entry/12/に保存してあります。末期患者の医療データを含めたら戸籍と同じ数だけ資料が膨れ上がるような話なので、尊厳死について明確な結論を出せる人などいないでしょう。患者の個人差どころか介護する家族の考え方の差、場合によってはエホバの証人のような宗教が絡んだりしますので、一定の公式が見つかるわけがありません。こういう事件が起きた弱みを嗅ぎつける人もいるでしょう。

 当市民病院の医師の取った行為について、患者の皆
さまや関係する皆さまに大変ご迷惑をかけ、また、お騒が
せいたしましたことに対しまして、深くお詫び申し上げます。
 今後は、当病院の医師、看護師等職員には、法律や
医業倫理を遵守し、職務に専念するよう指導してまいり
ます。 (射水病院ホームページのコメント)


 病院としては早めにこういう対応をしないと、公の場でいつまでも騒ぎ続けるゆすりたかりに悩まされるのかもしれまん。自分としてはイメージの悪くなった外科医切捨てではなく、病院側の早期の経営力発揮、と好意的に解釈しておきます。事実は後で出てくるから悪かろうが正しかろうが謝罪しておけ、という受け取り方ですね。

 本日の報道を読む限り、呼吸器を取り外された患者は自発呼吸ができない状態であったようです。呼吸のサポートだけをする酸素吸入器は取り外したりしません。やはり無理矢理呼吸させるタイプの人工呼吸器です。これを最後まで着け続けることが良いとは思えません。自発呼吸できずすでに自然環境なら死亡している状態ですから、人工呼吸器を着け続けたとしても数時間後には死んでいたかも知れません。
「人工呼吸器が着けっぱなしだとしたら、その患者はおよそ後何時間生きられましたか?」

と質問したいです。10時間くらいか、20時間くらいか・・・どうでしょうかね?まあ、予測だけの所見を書類に残しているとは思えないので、おそらく答えは返ってきません。医師でもあるまいし、これ以上の突っ込みはやめます。終末医療は残された親戚友人家族といかに別れを告げるか、という人間関係問題が最重要のような気がします。死に行く者と残る者の間に交わされる最後の挨拶をよろしくお願いします。
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