BSE墨塗り報告書、speak easy社会にて晒される。何とか読み取れそうな情報は・・・

　speak easy社会でｸﾘｯｸ!BSE墨塗り報告書１、ｸﾘｯｸ!BSE墨塗り報告書２がアップされていますが（経済CIAですか!?）カーテンの向こうでどんな対話がなされていたのか、少しだけ見えて来ました。畜産業全体の問題なので優先順位が高いです。工場のシフト制は少し知っておりますので参考になるコメント・・・たぶん参考になるはずです・・・、とにかく書いてみます。先に四大パッカーの事を記載します。

　食肉処理加工企業は「パッカー」と呼ばれ、タイソンフーズ、エクセル、スイフト、ナショナルビーフパッキングの4社（四大パッカー）がシェアの8割を占める。

　アメリカ分の墨塗り報告書はこの四大パッカーを調査した結果のはずです。会社については詳しい内容を知らないので、グーグルで簡単に調べられる範囲のことだけを書きます。

①タイソンフーズ【売り上げおおよそ3兆円。従業員数11万4千人】世界最大の食肉加工処理・および卸売り業者。工場が不衛生と言われており、その方面で疑念が持たれている。タイソンフーズに飼料添加物を納入しているカルピス社は「畜産業界では、耐性菌問題を端緒として、抗生物質の使用量を削減した畜産物の対応が迫られており、割高でも安全・安心な畜産物のニーズが高まっている」と言ってはいるが・・・。中国福建省に超大型養鶏場を設立する計画を2005年に開始、株式はタイソンフーズ社が51%を所持している。
②エクセル【カーギル社の100%子会社。売り上げおおよそ1兆円。従業員数2万人】エクセル社のＨＡＣＣＰ基準は米国農務省（ＵＳＤＡ）のモデルケースに採用されており、米国の食肉業界のフード・セーフティーに関してイニシアティブをもつパッカーである。カンザス州ウイチタに食品研究所としては世界最大の施設といわれる「カーギル食品総合研究所」も有している。
③スイフト【売り上げおおよそ4000億円。牛肉の不正部位混入で売り上げを落としている】
④ナショナルビーフ【今のところ製品のプロモーションしか見当たらず】

　会社情報がかなり大雑把ですが、これくらいでいいでしょう。査察官じゃないんだから四大パッカーを覚えただけでも良し！

　＜BSE墨塗り報告書１＞はエクセル社の報告書でしょう。＜BSE墨塗り報告書２＞はスイフト社ですね。これだけでなく全ての業者が墨塗りらしいですから、一目見ただけで「こりゃひどい」と思う理由が分かります。この報告書の意味するところが「四大パッカーを覚えただけでも良し！」でいいなら、自分のブログの前置きを読めばそれで終わりですが、それでは子どもの使いです。以下、謎の資料から情報を何とか読み取ってみます。

　まずシフト（人員体制の時間割。工場内では配置が分担されており、それぞれの専門作業がある）の隠蔽から何が隠されていそうか、推測してみます。

　工場の査察は自分に納められる製品が造られるシフトに査察します。工場にとってはシフトは生産ラインとの両輪です。当然、工場査察はその時間帯を狙って行きますが、いつ・どんな配置で・何人が、を報告書から隠蔽するというのは、作業体制を日本側に知られると何か問題があるのでしょうか。

　報告書に記載されているシフトに基づいて抜き打ち検査されると、報告書の体制よりも普段の人員が少なかったり、人員の労働時間に違法性があったりするのかも知れません。この２点が気になります。査察を通知している今回のような場合は充分な体制で迎え撃てますが、突然の抜き打ちをされるとアウトなのではないでしょうか。

　そして飼育牛の状態がバレるのも避けたいのでしょう。肉をパック詰めした時に貼るラベルは森のイメージ清潔マークでしょうが、ラベルは清潔でも、パックの中身は賞味期限切れだったりします。さらにその前段階の飼育場ではどのような状態でしょうか？飼育の状態まで検査してくれと言っても、カナダ政府と違ってアメリカ政府が動くとも思えませんが・・・。

　これらに手をつけようとすると、マネーのぶ厚い壁が待ち構えていそうです。以前は700万ドルだったタイソンフーズ社長の俸給がここ最近2000万ドルになっています（従業員は2万ドル維持）。おそらくタイソンフーズ社長の生活は700万ドルだった頃から変わっていないと思います。社交界の席を維持するために300万ドルを使用するとして、個人生活は400万ドル、社交関係を持ち続けるには十二分な額です。いきなり跳ね上がった1300万ドル分の使用用途が気になります。多方面に使われていそうですね。二階堂コムが100億円くらい用意しないと立ち向かえないと言っていますが、確かに社交界クラスの体重制限無しの戦いはちょっと・・・毛唐、毛唐、と呼んでいるのは人ではなくモンスターです。そのクラスの人々に顔が利きそうで、BSEの話も遠慮なく出せそうな厚顔な人物はデヴィ夫人くらいでしょうか。疫病や環境破壊をモンスター相手に語る時は女性の方が頼もしいです。K-１戦士を全部集めた攻撃よりも、デヴィ夫人のとび蹴りの方に賭けます。かつてはハイヒールの先っぽでつつつっとジェントルマンの靴をなぞる攻撃にものすごい威力があったようですが、今となってはとび蹴りしか残っていません。年齢というのは、とかく残念なものであります。

　余計な世話はともかく、speak easy真名氏の

ＢＳＥ基準の「ｎｏｎ－　ｃｏｍｐｌｉａｎｃｅ　ｒｅｃｏｒｄ」（法令違反記録）を墨塗りしているのはなぜ？

　は、全ての工場を墨塗りしないとマズいのではなく、一律に墨塗りし、四大パッカーの法令違反を隠蔽しているんじゃないでしょうか。規模から言ってどうしても違反数が多いでしょうし、タイソンフーズは安全装置を外したカッターで従業員が腕を切り落としたりしているので、そもそも業務内容に疑問があります。カナダが普通の報告書を提出しようとしたら、日本政府が「アメリカはこうやってるから、そちらも合わせた方がいい」と配慮したらしいです。仮に墨塗りを消した報告書が公開される時は、カナダの分だけが公開されるような気がします。アメリカの四大パッカーは日本の議員では動かせないでしょう。世論がパワーを入れないとマネーの壁は突き破れないように思います。デヴィ夫人のとび蹴りに期待するのは人類最後の手段であります。

　自分が墨塗り報告書から読み取れる情報はこのくらいです。なぜか芸能情報が入っているような気がしますが、ほとんど全部が墨塗りなのに、こんな情報まで読み取れました。我ながらインチキぶり・・・いや、すさまじい憶測ぶりに気まずさを感じております。この記事を読んだ人はくれぐれも赤字部分以外の情報を読み取らないようにお願い致します。それと、カルピス社にはとても期待しております。哀れな家畜達を救うのはカルピス社をおいて他にありません。カルピス、カルピス、カルピス、12人の女性と同棲生活していたハーレム親父のように魔法の呪文を唱え、本日の締めくくりとさせていただきます。村西とおるのカルピスではなく、あくまでも会社のカルピスです。

　記事を読んでそれなりに面白かったら、ランキングの票をｸﾘｯｸ!Speak easy 社会の方に入れて下さい。真名氏が墨塗り資料を出さなければ、四大パッカーが日本側に対してどんな対応をしているのかが見えませんでした。これは困ったものです。

　・・・ところで、皆さんが古代日本に興味があるなら【アマテル様の胞衣を護る】の方に票を入れて欲しいんですが。氏がやろうとしている探求は面白いですよ。あそこに掲載されているヲシテ文献、古代日本語のようです。「太平洋地域に散らばっている古代絵文字は日本の神主が読める」という噂は聞いていたのですが、あながち嘘とは思えなくなって来ました。古代日本語自体がオカルトなのか本当なのか良く分からなかったのですが、どうやら本当にあるらしいです。神社には、確かに古代日本語と思われる文字で短歌が残っていたりしますが、本物かどうかが分かりません。しかし、古代日本語が本当にあるとすれば、それが読めて現代日本語に翻訳できるなら、びっくりびっくりの神代が見えるかも知れません。

　稲作を始めたら貧富の差が始まって・・・というのは何かしら感じる所があります。人にそんなつもりがなくとも、土地に貧富の差があるんです。同じ人が育てたリンゴでも、別々の土地で取れたリンゴは全体的に味が違います。めったにない好条件の土地は貴重品です。人間がどんなに努力しても、土地が与えてくれる幸運は超えられないんです。