大蛇と三蛮族の物語 ﾌﾟﾛﾛｰｸﾞ ( テーマ・格差社会）

　格差社会・・・という言葉を使い始めてからもうしばらく経ちますね。いつ頃この単語が使われ始めたのでしょうか？　発明者までは自分には分かりませんが、少なくとも平成元年（西暦1989年・イスラム暦1409年＜ムハンマドの上に平安と祝福あれ＞）にはまだこの言葉は無かったと記憶しています。平成５年（イスラム暦1414年＜ムハンマドの上に平安と祝福あれ＞）あたりに「実力社会」という言葉を耳にした記憶がありますから、格差社会の問題が産声を上げたのは1414年近辺でしょうか。

　1414年という、数字が魔方陣のように並んだ年にこの新たなコーランの敵であるかのような社会問題が日本に発生したのは、何かの偶然でしょうか？　日本人の所得格差と預言者ムハンマド＜彼の上に平安と祝福あれ＞の関係性は・・・えーと、残念ながら何も見出せません。1414の数字は単なる偶然でしょうね。666だと何かをこじつけられそうな気がするんですが、なんだかうまく行かないです。

　んー、どうも気分がすっきりしません。平成５年は皇紀2653年＜聖徳太子の上に平安と祝福あれ＞ですから日本国が誕生してからおよそ2700年後に聖徳太子の敵であるかのような社会問題が生まれたわけです。・・・2700年ですか・・・・何～んとなく深遠な数字です。

　・・・なんだか気分が乗って来ましたよ！


　預言者ムハンマド＜彼の上に平安と祝福あれ＞に従う者達の、アッラーに向かうまっすぐの姿勢はまことに深遠ではありますが、それはやはりアラブ世界だけで実行して戴きたいものです。日本に似合うのは皇紀ですよ、皇紀。西暦でもいまいち気が合いません。ちなみに平成元年の干支は己巳（つちのとみ）平成５年の干支は癸酉（みずのと とり）であります。どうです、干支とか聞くと、なんだか気が合いませんか？

　余談ですが、通常の干支の他にうるう秒が発生する年（年と年の間に１秒をはさむ）にはうるう干支も作らねば正確な暦にならないようです。1999年のうるう干支はゾウリムシ、2006年のうるう干支はボルボックスだったようです。（↓参照・虚構新聞社）
http://www.f7.dion.ne.jp/~moorend/news/2005123001.html

　ところで、何の話をしているんでしたっけ？・・・ああ、格差社会ですか。干支の話じゃありませんね。なんだかつまらない話題ですが、そのテーマで続けましょう。少しでも面白おかしくするために、古い古い物語風に仕立ててみましょうか。カテゴリーは＜むかしむかし、あるところに＞にしましょう。

　自分に、純文学の才能があるかどうか、明日からがんばってみます。ハーレクインから声がかかるような立派な文学をやりますよ！　格差社会の話を今日は何もしていないような気が、なんとなくしますが、アスタマニアーナ（明日になれば良くなるさ）ですよ。そもそも、計画だおれになりませんように。