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前回に、そういえば、書き残しの記事がありましたね。汗。後半は書いてあるのですが、読み直してからアップします。
11月ながら、お歳暮買いやら何やらで、ブログの方を離れていますと、文章感覚が1速から始めるような感覚です。1週間も日本語(?)から離れていますと、本当にギアが落ちた感じがしますね・・・。囲碁やピアノの人が1週間練習しないと、調子が下がるのと同じようなものでしょう。
あ、自分のピアノの腕前はなかなかのものですよ!左右の手を別々に、同時に動かせます。タリラリラーンのコニャニャチワ、くらいまでの曲ならOKです。ベルリンのワーグナーホールでも「タリラリラーン」で良いなら出場できますよ!いつでも声をかけてください。ついでに日本のAV女優をアシスタントに雇って、グランドピアノの上でダンスさせれば、ドイツ人はブラボー間違いなしです。観客は、潜水艦で1ヶ月ばかり出航してきた奴らを集めてくださいね。
・・・そんな話はどうでも良いとして、ところで先日、
11月ながら、お歳暮買いやら何やらで、ブログの方を離れていますと、文章感覚が1速から始めるような感覚です。1週間も日本語(?)から離れていますと、本当にギアが落ちた感じがしますね・・・。囲碁やピアノの人が1週間練習しないと、調子が下がるのと同じようなものでしょう。
あ、自分のピアノの腕前はなかなかのものですよ!左右の手を別々に、同時に動かせます。タリラリラーンのコニャニャチワ、くらいまでの曲ならOKです。ベルリンのワーグナーホールでも「タリラリラーン」で良いなら出場できますよ!いつでも声をかけてください。ついでに日本のAV女優をアシスタントに雇って、グランドピアノの上でダンスさせれば、ドイツ人はブラボー間違いなしです。観客は、潜水艦で1ヶ月ばかり出航してきた奴らを集めてくださいね。
・・・そんな話はどうでも良いとして、ところで先日、
親戚のお歳暮のために、りんご園に行ってまいりました。ここはわが家に1000年伝わる秘密の場所の一つでありまして、おいしいだけに競争率もそれなりに高いのですが、今年はなぜか不調であったようです。
「今年はなんだか、カメムシがすごいのよー。こんなに出来の悪い年は初めて」とおばちゃん。正直者で名を通したオヤジが、わが家に1000年伝わる、と言っていたので、たぶんこのおばちゃんは1000歳。でも、どう見てもフツーのおばちゃん。
「いつもの年と何も変わった様子はないですけど?」と自分。サンプルのりんご(ふじ)をかじってみる。うまい。うまい。うまい。「ものすごいおいしいですよ。滅多に採れない出来栄えじゃないですか。これで出来が悪いんですか?」と聞いてみる。
「出来は良いのよ。でもねー、カメムシがついてるの。これを売ったら信用が落ちるわ」
ハァ?充分に売り物になるじゃないか、と思ってりんごの木に近づいてみると・・・
携帯画像なので、見づらいです。機種G'z one旧タイプ
何だか、りんごの実のほぼ全てに、ブツブツの茶色の斑点がついています。「ああ、このブツブツがカメムシですか?」
「そう。カメムシがついた跡。そこを剥けば食べられるけどね」
まあ、確かに見た目は悪いけど、味はおいしいのです。「味はおいしいじゃないですか。これでもダメなんですか?」客であるはずの、自分の方がなぜか食い下がる。
「傷んでいるので、贈り物には使えません」売る方が断る。(売る方が客に断る、気配ありあり)
「お歳暮に送りたいのですが、形は気にしませんから、箱詰めにしていただけませんか?」
「うちの信用がかかってるから、無理です」(やはり断られたか・・・)
お店の言いたい事は分かりますが、このクラスの出来栄えのりんごを、1キロ300円で投げ売りしてしまうのか・・・と思うと、現代の市場主義に矛盾を感じてしまうのであります。カメムシがついた跡のあるりんごを、大量に安く買えたので、それで充分幸せだろう、と言われれば、確かにそんな感じもしますけど。しかし、味はよいので、なんだかヘンな気分です。おそらくこのりんご園は、スーパーからはじき出されていると思いますが、伝統ある良い農家は、味を知っている客が自動車で買い付けに来るので、それでも良いのでありましょう。以下のコピペは、自分の保管用であります。
http://rural-journal.at.webry.info/200607/article_3.html
食も国家管理=食育基本法と教育基本法=
大野和興
作成日時 : 2006/07/17 23:45
村を歩き、その地(じ)で生きている人と話すことを仕事にして、もう半世紀近くになろうとしている。最近とみに「やばいなあ」と感じるのは、農と食の分 野でも国家と企業の管理が隅々にまで広がっていることである。管理の決め言葉は「食の安全・安心」である。あの9・11の前日の2001年9月10日、日 本でBSE、いわゆる狂牛病の第1号がみつかった。その後の経過を順不同で追っていくと、食品安全へのリスク管理方式の導入、トレーサビリティー導入によ る種から店頭まですべてをコンピューターで管理する方式の拡大、JAS(日本農林規格)の厳格化と国際標準化などなどだ。
リスト管理とは確率論で食の安全を計る手法で、「これなら交通事故より確率が低いからだいじょうぶ」といったことになる。百万分の一のリスクとなった場 合、その一に当たったものの生存権は誰が保証してくれるのか、と問いたくなる。トレーサビリティーやJASの基準をクリアするためには、結局のところ大企 業かその傘下に入るしかなくなる。自家採取の種では素性が明らかでないから、結局種も種子会社から買わなければならない。その種子会社はいまや世界的な寡 占状態にある。そしてこのトレーサビリティーが完結しないことにはスーパーからはじき出されてしまう。
行き着いた果てが、食育基本法である。昨年7月15日に施行されたこの法律は前文で次のようにいう。
「二十一世紀における我が国の発展のためには、子どもたちが健全な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるように・・・」
教育基本法の改正案と重ね合わせて読むと、その狙いがよくわかる。新富国強兵?
ところで、市場主義とは別に、少し気になる所が・・・
「カメムシが大量発生した原因は何でしょう?」とりんご園主に聞いてみました。
「去年、山にカメムシのえさが豊富だったから、と言われてますけど・・・」
どうも原因がはっきりしないご様子。
山にえさが豊富だった年は、他にもあるはず。カメムシ大量発生は、りんご園を始めてから、全く初めての出来事なのですから、<新しい原因>がどこかにあると思い込んでいる自分。「気温が上昇している事と関係していませんか?」と聞いてみました。
「気温は上昇しているみたいですけど、カメムシとの関係は分かりません」との答え。気温の上昇は関係ないのかも。しかし・・・
「将来りんごは無理かも知れませんね。みかんを育てようか、と話し合っています」
とのお言葉。農家にとって気温の上昇は、別の作物を育てる話になるのでしょう。地球温暖化、ではなく気温の上昇、と言った方が自分は好きなのですが、用語は何でも良いとして、農業との直接の関係を垣間見ました。
Nevada経済速報11月8日(水)10:10
...2006/11/08(Wed) 10:24:16...
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何かが変わり始めた気象
-------------------------------
今、日本は過去経験しなかった異常気象に見舞われていますが、この『過去経験ない』という言い方は、我々人間が知っている数百年という期間に過ぎず、地球の歴史からすれば、人間が生きている期間など、一瞬なのです。
これを理解した上で、今、我々が生きている社会を見る必要があるのです。
地震も、いつ日本に巨大地震が襲うかも分かりませんが、大多数の国民は『われ関せず』としてまったく準備をしていません。
いつ起こるかわからない天災ですが、今一度、色々な自然災害に備えた準備をしておくべきではないでしょうか?
※転送・転載厳禁(むおっ)
11月8日に、気象に関する経済速報が入っていますが、確かにりんご園の農園主は『過去経験ない』と言っておりました。しかし、地球の歴史からすれば、人間が生きている期間など一瞬、と気長に言われましても、困ってしまうわけですが・・・。骨董品屋さんは気温に影響を受ける商売ではありませんが、りんご園から見れば、うほほーーい、であります。
いや、まあ、対岸からじっくり観察する人々もいなければ、自治体や国境の枠を超えて何かを実現する事はできませんです、ハイ。農家だと、自前の土地の内部だけですからねぇ。いやー、でも、政治がそんな事まで考えていないような気もしますけど。この1週間の主な出来事は、建築業界の談合でしょうか?それともソフトバンクや北朝鮮のあやしい動きでしょうかね。対岸は、そのような力学で成り立っているのかも知れません・・・。自分のこの1週間は、「『過去経験ない』の一端を垣間見た」でありました。
<クマの足跡>のY田氏ブログを読むと、くまの異常出没が起きているようです。これも『過去経験ない』レベルでありましょうか。ただ、異常気象との関連ははっきりしていませんし、原因はもっと他にあるかも知れません。環境と生態系の関連は、Y田氏の専門研究分野なので、「へぇ」以上を知りたい方は、そちらへどうぞ。
「今年はなんだか、カメムシがすごいのよー。こんなに出来の悪い年は初めて」とおばちゃん。正直者で名を通したオヤジが、わが家に1000年伝わる、と言っていたので、たぶんこのおばちゃんは1000歳。でも、どう見てもフツーのおばちゃん。
「いつもの年と何も変わった様子はないですけど?」と自分。サンプルのりんご(ふじ)をかじってみる。うまい。うまい。うまい。「ものすごいおいしいですよ。滅多に採れない出来栄えじゃないですか。これで出来が悪いんですか?」と聞いてみる。
「出来は良いのよ。でもねー、カメムシがついてるの。これを売ったら信用が落ちるわ」
ハァ?充分に売り物になるじゃないか、と思ってりんごの木に近づいてみると・・・
携帯画像なので、見づらいです。機種G'z one旧タイプ
何だか、りんごの実のほぼ全てに、ブツブツの茶色の斑点がついています。「ああ、このブツブツがカメムシですか?」
「そう。カメムシがついた跡。そこを剥けば食べられるけどね」
まあ、確かに見た目は悪いけど、味はおいしいのです。「味はおいしいじゃないですか。これでもダメなんですか?」客であるはずの、自分の方がなぜか食い下がる。
「傷んでいるので、贈り物には使えません」売る方が断る。(売る方が客に断る、気配ありあり)
「お歳暮に送りたいのですが、形は気にしませんから、箱詰めにしていただけませんか?」
「うちの信用がかかってるから、無理です」(やはり断られたか・・・)
お店の言いたい事は分かりますが、このクラスの出来栄えのりんごを、1キロ300円で投げ売りしてしまうのか・・・と思うと、現代の市場主義に矛盾を感じてしまうのであります。カメムシがついた跡のあるりんごを、大量に安く買えたので、それで充分幸せだろう、と言われれば、確かにそんな感じもしますけど。しかし、味はよいので、なんだかヘンな気分です。おそらくこのりんご園は、スーパーからはじき出されていると思いますが、伝統ある良い農家は、味を知っている客が自動車で買い付けに来るので、それでも良いのでありましょう。以下のコピペは、自分の保管用であります。
http://rural-journal.at.webry.info/200607/article_3.html
食も国家管理=食育基本法と教育基本法=
大野和興
作成日時 : 2006/07/17 23:45
村を歩き、その地(じ)で生きている人と話すことを仕事にして、もう半世紀近くになろうとしている。最近とみに「やばいなあ」と感じるのは、農と食の分 野でも国家と企業の管理が隅々にまで広がっていることである。管理の決め言葉は「食の安全・安心」である。あの9・11の前日の2001年9月10日、日 本でBSE、いわゆる狂牛病の第1号がみつかった。その後の経過を順不同で追っていくと、食品安全へのリスク管理方式の導入、トレーサビリティー導入によ る種から店頭まですべてをコンピューターで管理する方式の拡大、JAS(日本農林規格)の厳格化と国際標準化などなどだ。
リスト管理とは確率論で食の安全を計る手法で、「これなら交通事故より確率が低いからだいじょうぶ」といったことになる。百万分の一のリスクとなった場 合、その一に当たったものの生存権は誰が保証してくれるのか、と問いたくなる。トレーサビリティーやJASの基準をクリアするためには、結局のところ大企 業かその傘下に入るしかなくなる。自家採取の種では素性が明らかでないから、結局種も種子会社から買わなければならない。その種子会社はいまや世界的な寡 占状態にある。そしてこのトレーサビリティーが完結しないことにはスーパーからはじき出されてしまう。
行き着いた果てが、食育基本法である。昨年7月15日に施行されたこの法律は前文で次のようにいう。
「二十一世紀における我が国の発展のためには、子どもたちが健全な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるように・・・」
教育基本法の改正案と重ね合わせて読むと、その狙いがよくわかる。新富国強兵?
ところで、市場主義とは別に、少し気になる所が・・・
「カメムシが大量発生した原因は何でしょう?」とりんご園主に聞いてみました。
「去年、山にカメムシのえさが豊富だったから、と言われてますけど・・・」
どうも原因がはっきりしないご様子。
山にえさが豊富だった年は、他にもあるはず。カメムシ大量発生は、りんご園を始めてから、全く初めての出来事なのですから、<新しい原因>がどこかにあると思い込んでいる自分。「気温が上昇している事と関係していませんか?」と聞いてみました。
「気温は上昇しているみたいですけど、カメムシとの関係は分かりません」との答え。気温の上昇は関係ないのかも。しかし・・・
「将来りんごは無理かも知れませんね。みかんを育てようか、と話し合っています」
とのお言葉。農家にとって気温の上昇は、別の作物を育てる話になるのでしょう。地球温暖化、ではなく気温の上昇、と言った方が自分は好きなのですが、用語は何でも良いとして、農業との直接の関係を垣間見ました。
Nevada経済速報11月8日(水)10:10
...2006/11/08(Wed) 10:24:16...
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何かが変わり始めた気象
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今、日本は過去経験しなかった異常気象に見舞われていますが、この『過去経験ない』という言い方は、我々人間が知っている数百年という期間に過ぎず、地球の歴史からすれば、人間が生きている期間など、一瞬なのです。
これを理解した上で、今、我々が生きている社会を見る必要があるのです。
地震も、いつ日本に巨大地震が襲うかも分かりませんが、大多数の国民は『われ関せず』としてまったく準備をしていません。
いつ起こるかわからない天災ですが、今一度、色々な自然災害に備えた準備をしておくべきではないでしょうか?
※転送・転載厳禁(むおっ)
11月8日に、気象に関する経済速報が入っていますが、確かにりんご園の農園主は『過去経験ない』と言っておりました。しかし、地球の歴史からすれば、人間が生きている期間など一瞬、と気長に言われましても、困ってしまうわけですが・・・。骨董品屋さんは気温に影響を受ける商売ではありませんが、りんご園から見れば、うほほーーい、であります。
いや、まあ、対岸からじっくり観察する人々もいなければ、自治体や国境の枠を超えて何かを実現する事はできませんです、ハイ。農家だと、自前の土地の内部だけですからねぇ。いやー、でも、政治がそんな事まで考えていないような気もしますけど。この1週間の主な出来事は、建築業界の談合でしょうか?それともソフトバンクや北朝鮮のあやしい動きでしょうかね。対岸は、そのような力学で成り立っているのかも知れません・・・。自分のこの1週間は、「『過去経験ない』の一端を垣間見た」でありました。
<クマの足跡>のY田氏ブログを読むと、くまの異常出没が起きているようです。これも『過去経験ない』レベルでありましょうか。ただ、異常気象との関連ははっきりしていませんし、原因はもっと他にあるかも知れません。環境と生態系の関連は、Y田氏の専門研究分野なので、「へぇ」以上を知りたい方は、そちらへどうぞ。
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