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なんか最近、Y田ハカセの動きが激しくなっているわけですが・・・。今年のクマ出没件数は、4000件を超えているとか。昨年の4倍らしいです。<熊出没件数>で検索したブログを読むと、登山をされる方が恐がっていますね。こんな生の声を聞けるなんて、ブログ万歳ですよ。こんな時には、インターネットに繋いでいてよかった、としみじみ感じます。熊については、自分はほとんど知らないので、今回記事では、引用コピペが多くなっております。へぇー、でありますよ。
クマの足跡
November 16, 2006
柿の木探訪 現場検証編
November 17, 2006
柿の木探訪 張りこみ編 その1
November 18, 2006
柿の木探訪 張りこみ編 その2
キてます。張りこみ編 その2がやばい感じですね。「ライトに照らされても危険はない」と一度覚えてしまったら、平然と集落に出没するようになるでしょう。この次がどうなるか気になりますね。捕獲したか、狩猟したか・・・。いや、それよりも、ついにY田氏がクマスプレーを格闘戦で使う日が来るのだろうか!クマスプレーを持って車でハラハラ待機している文章が、すごく張り込みの妙味を出しております。通りすがりの住民に警告を出したりと、なんだか、やることがプロいです。こういう現場を何度踏んでいるんでしょうか?
※続きに
November 19, 2006
柿の木探訪 被害対策編
がアップされまして、どうやら市の職員が枝を切った、というオチで一軒落着したようです。クマ被害って、人間が誘引してるんじゃねえの?という感じもします。山の中でバッタリ出くわしたりするのは、そうではないのでしょうけど。
クマの足跡
November 16, 2006
柿の木探訪 現場検証編
November 17, 2006
柿の木探訪 張りこみ編 その1
November 18, 2006
柿の木探訪 張りこみ編 その2
キてます。張りこみ編 その2がやばい感じですね。「ライトに照らされても危険はない」と一度覚えてしまったら、平然と集落に出没するようになるでしょう。この次がどうなるか気になりますね。捕獲したか、狩猟したか・・・。いや、それよりも、ついにY田氏がクマスプレーを格闘戦で使う日が来るのだろうか!クマスプレーを持って車でハラハラ待機している文章が、すごく張り込みの妙味を出しております。通りすがりの住民に警告を出したりと、なんだか、やることがプロいです。こういう現場を何度踏んでいるんでしょうか?
※続きに
November 19, 2006
柿の木探訪 被害対策編
がアップされまして、どうやら市の職員が枝を切った、というオチで一軒落着したようです。クマ被害って、人間が誘引してるんじゃねえの?という感じもします。山の中でバッタリ出くわしたりするのは、そうではないのでしょうけど。
熊異常出没についてですが、日本クマネットワークという組織は2ちゃんねるの話題になった事もあり、知っている人は知っていると思いますが、その中身がいま一つ分かりずらいです。猟師と自然保護団体両方がいる、という超めずらしい組織であると思います。
『日本クマネットワークの概要
日本クマネットワーク(JAPAN BEAR NETWORK:略称JBN)は、日本における人間とクマ類との共生をはかるために必要な様々な活動、調査・検討および情報交換をおこなうことを目的として作られたネットワークです。
現在、国際的にもクマ類が生息できる環境は悪化しつつあると言われますが、その一方で人間の生活圏の拡大による人とクマの軋轢があとを絶ちません。JBN はクマを専門にしている方(研究者、狩猟者、保護活動家等)のみならず、様々な分野(狩猟文化、埋蔵文化、その他)の専門家、マスコミ、文筆業、国や地方 の行政関係者、学生、一般、自然保護団体などさまざまな方が参加してクマに関する情報を共有しています。』
年間2000円ぽっきりを払って会員になれば良いのでしょうけど、今のところ自分はクマー会員ではありません。野生生物に関しては、もう少し知りたいと思っていますので、いつか会員になるでしょう。最近ハンターに「穴熊狩り禁止の要請」をして、熊出没地域の人たちから総スカンを食っている状態であります。
熊に関しては、熊出没地域に住んでいる人達は、絶滅を望んでいると思います。しかし、一方で人間の勝手で種を根絶させてしまって良いのか、という意見もあります。2ちゃんねるの熊根絶派からは「熊保護政策で住民の誰かが死んだら、どんな形で責任取るんだよ!」という意見が出ましたし、熊保護派は、「じゃあ、ホッキョクグマの居ない北極が面白いのか?」という意見で論議を返したり・・・まあ、そんなところです。熊出没地帯に住んでいない、自分の出る幕はないのですけど。
穴熊狩りについては、以下をどうぞ。穴で冬眠している熊を、親子皆殺しにしてしまう技なのですが、日本クマネットワークはそこを言っているのです。種の絶滅を避けろ、という内容ですね。「害獣駆除としては、春の狩りだけにしてくれ」という主張であったかと思います。しかし、穴の中で皆で固まって眠っているわけで、子供だけを撃たないわけには行かないようです。穴熊狩りを禁止されると、貴重な冬の収入が断たれる猟師は、納得行かないと思いますけど。以下、穴熊狩りの内容をコピペします。
『飛騨に生きる人々と技
穴熊狩りの合理性
折敷地出身の熊狩りの名手、橋本繁蔵さんの熊猟はもっぱら穴熊狩りである。そして、猟期の関係もあるであろうが、今日、飛騨では、檻猟と、害獣駆除とし ての集団猟が若干あるものの、丹生川においても、上宝においても、神岡や河合、宮川においても、熊猟のほとんどが穴熊猟である。そしてこの穴熊猟というの は、熊猟として最も合理的なものではないか、と私は思うのである。
◆
先にも少し触れたが、猟の時期からすると、罠猟を除いた熊猟はおよそ三つに分類される。秋の冬眠前に樹に上っている熊などを撃つ秋熊猟。冬眠中の熊穴を 狙う穴熊猟。そして冬眠から覚め穴から出た熊を雪原に追う出熊猟である。そしてもう一つ、不定期の猟として、畑や果樹園に出た熊を害獣として追う、いわば 「害獣駆除猟」と呼ぶべきものも上げられるかもしれない。これらの猟のうち一番昔からあるのはどれなのだろうか。私はやはり、穴熊猟が最も古くから行われ ていた熊狩りではないかと思う。少なくとも、十世紀初頭に『延喜式』の中で、美濃国、信濃国、越中国に(ここにはなぜか飛騨国が含まれない)、年料とし て、薬としての熊の胆(胆嚢)を貢進すべきことが定められた時、熊猟の狙いは、まずもって熊の胆に見定められていたと見ることができる。そして熊の胆を取 るためであれば、冬眠の末期、胆がいちばん大きくなっている時に仕留めるのが最も合理的なはずである。熊の胆は、今日、商品として、重さあたり金と同じほ ど高価なものなのである。
◆
そして、穴熊猟の利点は、さらに幾つかある。この時期、熊の毛は、柔らかい毛のたくさんついた冬毛になっており、それは毛皮として、上質の商品になる。 またこの時期は、料理に、薬に、クリームにと、いろいろな効能のある脂も、出熊と違って、数センチほどのたっぷりとした厚さがあるのである。
また、狩猟をする上でも、利点がある。まず、冬眠前の動きを観察し、アタリやカジリの確認さえしておけば、今熊がどの穴に冬眠しているかということがほ ぼ分かる、というのも大きな利点である。足跡のつかない秋熊は、追跡が容易ではなく、また雪上に足跡を残す出熊も、跡を見失ったり、長距離に及んだり等、 追跡するのは容易でない場合が多い。
また穴熊猟は、歩きにくい雪の中での狩りとはいえ、その籠る穴についての知識や情報さえあれば、一人か二人で狩りができる。これも利点といえるだろう。 穴熊狩りは、概ね十人ほどの人数が必要となる出熊の巻狩りに比べれば、個人として、大変動きやすい狩りなのである。私は、飛騨を中心に、熊猟をしている人 からいろいろ話を聞いて、熊猟の基本は、巻狩りではなく、むしろ穴熊猟なのだということを確信するようになった。熊猟のタイプの問題は、むしろ、ここでは どうして不利な巻狩りなどをするのだろうか、という風に立てるべきなのであろう。』
伝統の技という事もあり、収入という事もあり、なかなか難しい内容を含んでいると思います。今日はコピペ文章ばかりで申し訳ないのですが、最後にwikiより、熊の胆の項目と、それに関係している日本薬局方の紹介をコピペします。
『wiki 熊胆
熊胆(ゆうたん)とは、動物性の生薬のこと。材料は、ツキノワグマやヒグマの胆嚢であり、乾燥させて造られる。熊の胆(くまのい)ともいう。苦みが強く、健胃効果はもとより消化器系全般の万能薬として用いられる。
近年は、狩猟者が減少していること、乾燥技術の伝承が絶たれていることなどから高値になりつつある。このため、中国などから輸入される量が増えつつある。
日本薬局方においては、ヒグマ(Ursus actos)又はその他近縁動物(クマ科Ursidae)の胆汁の乾燥物が熊胆(ゆうたん)の名で収録されている。ヒグマのみならず本州のツキノワグマの胆嚢の場合も多い。
漢方高貴薬原料、熊の胆(ユウタン)は、日本薬局方収載でありいわば厚生行政の扱いは正真正銘の医薬品。薬務行政から正式な認可・承認を受けていな い場合、ハンターらが販売・譲渡する熊の胆の存在そのものが違法。 また、当然、薬剤師などの資格を持たないハンターの製造・販売行為は薬効を謳う謳わないに関係なく薬事法違反になる。(たとえ薬剤師ハンターであっても熊 の胆に関連する製造・配合などの許可がない場合は違法。)
薬務行政から熊の胆に関連する製造・配合などの許可を受けている仲買・製薬業者への原料としてのみのクマから「 取り出した状態のまま」或いは「水洗い&単純乾燥」の販売でない限りは違法になる。また、当然少しでも手の込んだ乾燥行為は製造行為に該当し違法であるこ とはいうまでもない。
「水洗い&単純乾燥」の場合でも一般への販売は違法。むろんクマから「取り出した状態のまま」の胆嚢・胆汁であっても然り。 また、それは一般への無資格加工等の誘引ともなりかねない。 そして無資格譲渡もまた違法。もちろん、ハンター同士での譲渡・販売も違法となる。したがって、ハンターらの無資格での熊の胆販売・譲渡行為は上記の許容 部分を除けばすべてが「密売」、加工行為は「密造」となるから要注意。
国内での違法流通に加えて、クマが実質的に絶滅状態の韓国では著しい例としてブラックマーケットで400万円を超える値段が付いていたことがあるほ ど伝統的に熊の胆信仰が根強く、日本産の同国への違法持ち出しも以前から指摘されている。 日本でのクマ狩猟・予察駆除などが結果的には「クマの胆の闇取引」を助長させているという見方も強い。』
ヤミで400万円!? 一体どんな人が買うんだか・・・金正日?胃薬なら、太田胃散でも飲めば済むような気がしますけど。日本薬局方は以下↓がヒットしました。
http://www.eisai.co.jp/museum/herb/familiar/natural.html
こんな事、自分も今日初めて知りました。へぇーーーー。韓国で熊が絶滅状態なのは、薬用販売のためでしょうね。なぜそのままの絶滅状態を放置するのか?という理由は、自分でもスグに分かります。それは「どうせ誰かが狩猟してしまうから」でありましょう。ハイハイ、そうでしょうね。薬局としては、これらの動物を薬用にするよりも、自然保護が推奨のようです。
ところで、熊への殺意モリモリの順番に並べてみますと、
住民>猟師>薬局>日本クマネットワーク>自然保護団体>ジャッキー・チェン
といった所でしょうか。ジャッキー・チェンは、熊を保護しない日本の野生動物政策を悪と断定し、正義の戦いをするそうです。北海道のヒグマ動物園では熊が虐待されている、とか。観光客を見てヒグマが立ち上がり、両手でポーズを取るのは、「おまえら、エサをオレによこせ」と言っているはずですが・・・。人間に向かってポーズを取るヒグマを見た外人さんは、「悲しい」派と「面白い」派に分かれるようですね。でも、この顔を見ると、とても保護した方が良い動物とは思えません。
「生活保護、よこせや」
Y田ハカセが相手にしている、November 18, 2006
柿の木探訪 張りこみ編 その2の、木に登って柿を食べるツキノワグマとは、クマとしての格が違うような気もします。こいつは、川にざぶんと入って、鮭をザクッと取るタイプの奴ですね。ツキノワグマは、ほとんど鮭は捕らないらしいですが、川に入るこ奴はパワーがあぶねー、あぶねー。・・・やっぱり・・・共存共栄は難しいカナ?
『日本クマネットワークの概要
日本クマネットワーク(JAPAN BEAR NETWORK:略称JBN)は、日本における人間とクマ類との共生をはかるために必要な様々な活動、調査・検討および情報交換をおこなうことを目的として作られたネットワークです。
現在、国際的にもクマ類が生息できる環境は悪化しつつあると言われますが、その一方で人間の生活圏の拡大による人とクマの軋轢があとを絶ちません。JBN はクマを専門にしている方(研究者、狩猟者、保護活動家等)のみならず、様々な分野(狩猟文化、埋蔵文化、その他)の専門家、マスコミ、文筆業、国や地方 の行政関係者、学生、一般、自然保護団体などさまざまな方が参加してクマに関する情報を共有しています。』
年間2000円ぽっきりを払って会員になれば良いのでしょうけど、今のところ自分はクマー会員ではありません。野生生物に関しては、もう少し知りたいと思っていますので、いつか会員になるでしょう。最近ハンターに「穴熊狩り禁止の要請」をして、熊出没地域の人たちから総スカンを食っている状態であります。
熊に関しては、熊出没地域に住んでいる人達は、絶滅を望んでいると思います。しかし、一方で人間の勝手で種を根絶させてしまって良いのか、という意見もあります。2ちゃんねるの熊根絶派からは「熊保護政策で住民の誰かが死んだら、どんな形で責任取るんだよ!」という意見が出ましたし、熊保護派は、「じゃあ、ホッキョクグマの居ない北極が面白いのか?」という意見で論議を返したり・・・まあ、そんなところです。熊出没地帯に住んでいない、自分の出る幕はないのですけど。
穴熊狩りについては、以下をどうぞ。穴で冬眠している熊を、親子皆殺しにしてしまう技なのですが、日本クマネットワークはそこを言っているのです。種の絶滅を避けろ、という内容ですね。「害獣駆除としては、春の狩りだけにしてくれ」という主張であったかと思います。しかし、穴の中で皆で固まって眠っているわけで、子供だけを撃たないわけには行かないようです。穴熊狩りを禁止されると、貴重な冬の収入が断たれる猟師は、納得行かないと思いますけど。以下、穴熊狩りの内容をコピペします。
『飛騨に生きる人々と技
穴熊狩りの合理性
折敷地出身の熊狩りの名手、橋本繁蔵さんの熊猟はもっぱら穴熊狩りである。そして、猟期の関係もあるであろうが、今日、飛騨では、檻猟と、害獣駆除とし ての集団猟が若干あるものの、丹生川においても、上宝においても、神岡や河合、宮川においても、熊猟のほとんどが穴熊猟である。そしてこの穴熊猟というの は、熊猟として最も合理的なものではないか、と私は思うのである。
◆
先にも少し触れたが、猟の時期からすると、罠猟を除いた熊猟はおよそ三つに分類される。秋の冬眠前に樹に上っている熊などを撃つ秋熊猟。冬眠中の熊穴を 狙う穴熊猟。そして冬眠から覚め穴から出た熊を雪原に追う出熊猟である。そしてもう一つ、不定期の猟として、畑や果樹園に出た熊を害獣として追う、いわば 「害獣駆除猟」と呼ぶべきものも上げられるかもしれない。これらの猟のうち一番昔からあるのはどれなのだろうか。私はやはり、穴熊猟が最も古くから行われ ていた熊狩りではないかと思う。少なくとも、十世紀初頭に『延喜式』の中で、美濃国、信濃国、越中国に(ここにはなぜか飛騨国が含まれない)、年料とし て、薬としての熊の胆(胆嚢)を貢進すべきことが定められた時、熊猟の狙いは、まずもって熊の胆に見定められていたと見ることができる。そして熊の胆を取 るためであれば、冬眠の末期、胆がいちばん大きくなっている時に仕留めるのが最も合理的なはずである。熊の胆は、今日、商品として、重さあたり金と同じほ ど高価なものなのである。
◆
そして、穴熊猟の利点は、さらに幾つかある。この時期、熊の毛は、柔らかい毛のたくさんついた冬毛になっており、それは毛皮として、上質の商品になる。 またこの時期は、料理に、薬に、クリームにと、いろいろな効能のある脂も、出熊と違って、数センチほどのたっぷりとした厚さがあるのである。
また、狩猟をする上でも、利点がある。まず、冬眠前の動きを観察し、アタリやカジリの確認さえしておけば、今熊がどの穴に冬眠しているかということがほ ぼ分かる、というのも大きな利点である。足跡のつかない秋熊は、追跡が容易ではなく、また雪上に足跡を残す出熊も、跡を見失ったり、長距離に及んだり等、 追跡するのは容易でない場合が多い。
また穴熊猟は、歩きにくい雪の中での狩りとはいえ、その籠る穴についての知識や情報さえあれば、一人か二人で狩りができる。これも利点といえるだろう。 穴熊狩りは、概ね十人ほどの人数が必要となる出熊の巻狩りに比べれば、個人として、大変動きやすい狩りなのである。私は、飛騨を中心に、熊猟をしている人 からいろいろ話を聞いて、熊猟の基本は、巻狩りではなく、むしろ穴熊猟なのだということを確信するようになった。熊猟のタイプの問題は、むしろ、ここでは どうして不利な巻狩りなどをするのだろうか、という風に立てるべきなのであろう。』
伝統の技という事もあり、収入という事もあり、なかなか難しい内容を含んでいると思います。今日はコピペ文章ばかりで申し訳ないのですが、最後にwikiより、熊の胆の項目と、それに関係している日本薬局方の紹介をコピペします。
『wiki 熊胆
熊胆(ゆうたん)とは、動物性の生薬のこと。材料は、ツキノワグマやヒグマの胆嚢であり、乾燥させて造られる。熊の胆(くまのい)ともいう。苦みが強く、健胃効果はもとより消化器系全般の万能薬として用いられる。
近年は、狩猟者が減少していること、乾燥技術の伝承が絶たれていることなどから高値になりつつある。このため、中国などから輸入される量が増えつつある。
日本薬局方においては、ヒグマ(Ursus actos)又はその他近縁動物(クマ科Ursidae)の胆汁の乾燥物が熊胆(ゆうたん)の名で収録されている。ヒグマのみならず本州のツキノワグマの胆嚢の場合も多い。
漢方高貴薬原料、熊の胆(ユウタン)は、日本薬局方収載でありいわば厚生行政の扱いは正真正銘の医薬品。薬務行政から正式な認可・承認を受けていな い場合、ハンターらが販売・譲渡する熊の胆の存在そのものが違法。 また、当然、薬剤師などの資格を持たないハンターの製造・販売行為は薬効を謳う謳わないに関係なく薬事法違反になる。(たとえ薬剤師ハンターであっても熊 の胆に関連する製造・配合などの許可がない場合は違法。)
薬務行政から熊の胆に関連する製造・配合などの許可を受けている仲買・製薬業者への原料としてのみのクマから「 取り出した状態のまま」或いは「水洗い&単純乾燥」の販売でない限りは違法になる。また、当然少しでも手の込んだ乾燥行為は製造行為に該当し違法であるこ とはいうまでもない。
「水洗い&単純乾燥」の場合でも一般への販売は違法。むろんクマから「取り出した状態のまま」の胆嚢・胆汁であっても然り。 また、それは一般への無資格加工等の誘引ともなりかねない。 そして無資格譲渡もまた違法。もちろん、ハンター同士での譲渡・販売も違法となる。したがって、ハンターらの無資格での熊の胆販売・譲渡行為は上記の許容 部分を除けばすべてが「密売」、加工行為は「密造」となるから要注意。
国内での違法流通に加えて、クマが実質的に絶滅状態の韓国では著しい例としてブラックマーケットで400万円を超える値段が付いていたことがあるほ ど伝統的に熊の胆信仰が根強く、日本産の同国への違法持ち出しも以前から指摘されている。 日本でのクマ狩猟・予察駆除などが結果的には「クマの胆の闇取引」を助長させているという見方も強い。』
ヤミで400万円!? 一体どんな人が買うんだか・・・金正日?胃薬なら、太田胃散でも飲めば済むような気がしますけど。日本薬局方は以下↓がヒットしました。
http://www.eisai.co.jp/museum/herb/familiar/natural.html
こんな事、自分も今日初めて知りました。へぇーーーー。韓国で熊が絶滅状態なのは、薬用販売のためでしょうね。なぜそのままの絶滅状態を放置するのか?という理由は、自分でもスグに分かります。それは「どうせ誰かが狩猟してしまうから」でありましょう。ハイハイ、そうでしょうね。薬局としては、これらの動物を薬用にするよりも、自然保護が推奨のようです。
ところで、熊への殺意モリモリの順番に並べてみますと、
住民>猟師>薬局>日本クマネットワーク>自然保護団体>ジャッキー・チェン
といった所でしょうか。ジャッキー・チェンは、熊を保護しない日本の野生動物政策を悪と断定し、正義の戦いをするそうです。北海道のヒグマ動物園では熊が虐待されている、とか。観光客を見てヒグマが立ち上がり、両手でポーズを取るのは、「おまえら、エサをオレによこせ」と言っているはずですが・・・。人間に向かってポーズを取るヒグマを見た外人さんは、「悲しい」派と「面白い」派に分かれるようですね。でも、この顔を見ると、とても保護した方が良い動物とは思えません。
「生活保護、よこせや」
Y田ハカセが相手にしている、November 18, 2006
柿の木探訪 張りこみ編 その2の、木に登って柿を食べるツキノワグマとは、クマとしての格が違うような気もします。こいつは、川にざぶんと入って、鮭をザクッと取るタイプの奴ですね。ツキノワグマは、ほとんど鮭は捕らないらしいですが、川に入るこ奴はパワーがあぶねー、あぶねー。・・・やっぱり・・・共存共栄は難しいカナ?
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