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※ この記事の前に読者感想(1)がありますが、ゴールデンリーフは〔巻物の続きを開く〕にあるWorld Report Vol.42 Sep/1/2006
1.崩壊する日本です。
-----------------------------------------------------
さて、前回に続きWorld Report Vol.43 の読者感想(2)を書きます。
1) 乱れを止めるには?
乱れを止めるには?の記事ですが、WRは小学校の校内暴力激増の原因を<親の収入の格差の拡大>と見ています。表・グラフ類はいつものように非公開なので閲覧できせんが、小泉政権になってから家庭の収入格差拡大が進行し、小学校の校内暴力が異常な数値を示しているようです。残念ながらつつましい身分の自分では、このデータは本当に見られません。
・・・が、しかし、オフィス・マツナガに関連記事があります。小学校の校内暴力の増加とは違いますが、関係あるデータです。
クリック!【格差社会 就学援助と学力との相関関係】
(一部抜粋)
就学援助というのは、「要保護児童生徒」「準保護児童生徒」のふたつに分けられる。
要保護とは、保護者が生活保護を受けている児童生徒。
準保護とは、市町村によって基準がちがうが、「要保護に準ずる程度の困窮している」と認定した児童生徒。
全国ベースでみると、2004年(平成16年)度の就学援助の受給者は138万にのぼり4年前から約37%増えている。(朝日新聞は、4年で4割増とかいているけど、厳密には、37%)。
・・・中略・・・
つまり、就学援助率の高い地域ほど、国語や算数などの学力テストの平均点が低いという結果がでてくる。
これは、以前からいわれていたが、親の所得が子の学力に影響を与える。貧乏人は、学力が低く、高額所得者は高度な教育をうける機会が多く学力も高い。これでは機会均等がくずれてしまう。つまり、格差社会をますます増長するというわけだ。
ま、これについては、相関関係の統計は参考になるが、学力の高い子が、成功者になり、金持ちになり、人格的にもすぐれているのか?とは安易にはいえない気もする。他国の統計と比較する機会があれば、これはこれで提示したいが、義務教育制度(ま、その内容もあるけど)、進学率、図書館の数、奨学金のシステムなどをみると、日本は「勉強したければ」相当に、機会均等で、逆に機会均等すぎて「勉強しない」人がふえてきたんじゃないかとおもう節もある。学力=受験と置き換える安易な構図も問題あるかもしれない。ま、この辺は専門家の分析を待ったほうがいいだろう。
2006年04月26日の記事から抜粋です。今は10月ですが、半年程度では何も変わらない・・・というよりも、さらに進行中です。近所の酒屋さんとお客さんの立ち話ですら、「格差社会がどうのこうの言っても、半分は一時雇用で、簡単に首を切られるじゃないか。それが変わらなきゃ何も変わらないよ」といった話を聞きました。酒屋さんだけは御用聞き商売が残っていますから、きっといろんな家庭を知っているのでしょう。(自分としては、立ち話よりもレジお願いします。レジお願いします。レジお願いします)
1.崩壊する日本です。
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さて、前回に続きWorld Report Vol.43 の読者感想(2)を書きます。
1) 乱れを止めるには?
乱れを止めるには?の記事ですが、WRは小学校の校内暴力激増の原因を<親の収入の格差の拡大>と見ています。表・グラフ類はいつものように非公開なので閲覧できせんが、小泉政権になってから家庭の収入格差拡大が進行し、小学校の校内暴力が異常な数値を示しているようです。残念ながらつつましい身分の自分では、このデータは本当に見られません。
・・・が、しかし、オフィス・マツナガに関連記事があります。小学校の校内暴力の増加とは違いますが、関係あるデータです。
クリック!【格差社会 就学援助と学力との相関関係】
(一部抜粋)
就学援助というのは、「要保護児童生徒」「準保護児童生徒」のふたつに分けられる。
要保護とは、保護者が生活保護を受けている児童生徒。
準保護とは、市町村によって基準がちがうが、「要保護に準ずる程度の困窮している」と認定した児童生徒。
全国ベースでみると、2004年(平成16年)度の就学援助の受給者は138万にのぼり4年前から約37%増えている。(朝日新聞は、4年で4割増とかいているけど、厳密には、37%)。
・・・中略・・・
つまり、就学援助率の高い地域ほど、国語や算数などの学力テストの平均点が低いという結果がでてくる。
これは、以前からいわれていたが、親の所得が子の学力に影響を与える。貧乏人は、学力が低く、高額所得者は高度な教育をうける機会が多く学力も高い。これでは機会均等がくずれてしまう。つまり、格差社会をますます増長するというわけだ。
ま、これについては、相関関係の統計は参考になるが、学力の高い子が、成功者になり、金持ちになり、人格的にもすぐれているのか?とは安易にはいえない気もする。他国の統計と比較する機会があれば、これはこれで提示したいが、義務教育制度(ま、その内容もあるけど)、進学率、図書館の数、奨学金のシステムなどをみると、日本は「勉強したければ」相当に、機会均等で、逆に機会均等すぎて「勉強しない」人がふえてきたんじゃないかとおもう節もある。学力=受験と置き換える安易な構図も問題あるかもしれない。ま、この辺は専門家の分析を待ったほうがいいだろう。
2006年04月26日の記事から抜粋です。今は10月ですが、半年程度では何も変わらない・・・というよりも、さらに進行中です。近所の酒屋さんとお客さんの立ち話ですら、「格差社会がどうのこうの言っても、半分は一時雇用で、簡単に首を切られるじゃないか。それが変わらなきゃ何も変わらないよ」といった話を聞きました。酒屋さんだけは御用聞き商売が残っていますから、きっといろんな家庭を知っているのでしょう。(自分としては、立ち話よりもレジお願いします。レジお願いします。レジお願いします)
非正社員の割合、正社員と非正社員の収入比較は、World Report Vol.42 Sep/1/2006
クリック!【1.崩壊する日本】(ゴールデンリーフ)
に簡潔にまとめられています。個人的にこの記事で非常に特徴的だと思った情報は、
非正社員の年収では通常の健康的な生活が出来るものではありません。
しかしながら、これが実態なのです。多重債務者も根本は、上記で言えば155万円の年収を得ながら560万円の年収をとっているものと同じような生活を送ろうとして無理し、借金に頼っている事例が多いのです。
勿論、パチンコ・競馬等の負けが込み、借金に走る事例もあるようですが、大方は自分の収入以上の生活をしようとして借金に頼っているのです。
全ては収入が少ないことに尽きるのです。
ここです。WRは階級の固定化を危惧していますが、小学校での校内暴力件数増加、就学援助の受給者の増加、年収の格差、全てが来たるべき未来を暗示してるような気がします。
自分の収入以上の生活を送ろうとすれば、当然サラ金の出番が増えます。俗に言うサラ金村があちらこちらに誕生していますが、それも未来を暗示しているのでしょう。サラ金村がネオンギラギラで景気が良いのは、つまりそういう事かと、今さらながら感じる次第です。
人それぞれに自らの分というものがあるように、身分制度はなくなっても身分そのものは人類がある限り生き続けます。制度的身分との違いは、法的なものか、それとも人物の実像を示すか、という事でしょう。結局、黄金律として、身分に合わない生活を望むと破綻するのは目に見えています。
しかし、資本主義・民主主義のせいで身分が見えなくなっているのも事実です。自由な社会には誰にでも王様・女王様になるチャンスがある、と人々に夢だけを与えて、社会の和を分解する目的が裏にあるのでしょうが、そのような手口に簡単に乗って、個人がバラバラに叩き潰し合う、格差社会が産声を上げてしまいました。人間の自律には期待できない、という事は分かってはいますが、それにしても“格差あるお上”まで庶民の延長線上にいるとは、情けない有様です。
今のニューリッチ層は、“お上”ではなく“夢の庶民”です。他人のオリジナリティをコピーして成長したビル・ゲイツでも目指しているのでしょうか。ホリエモンは彼とそっくりな事をやろうとして失敗しましたが、ゲイツの方はすでにイギリスの男爵に列っせられ、財団を形成して貴族としての身分にようやく目覚めたようです。商売のやり方はまだ同じ手法を続けるようですが・・・。
それぞれが身分を自覚し、それに合わせた行動をするようになれば、貧者の連鎖を社会から駆逐する事ができるでしょう。CJネット社のような富裕層への教育機関がしっかり機能すれば、倒れたメンバーを起こす?フェニックスの尾?・・・のようなセーフティネットが形成されるはずです。
フェニックスの尾?を投げる奴がいなければ、倒れたメンバーは2度と起き上がれません。富裕層は身分を自覚し、フェニックスの尾?を沢山買い込みましょう。そして、そのような特異な力と思想を持つ人は、他の多くの人々から「ここに居てくれ」と言われます。それが富裕層にとってセーフティネットを構築するメリットではないでしょうか。単に吸えるだけ吸い上げておいて、その一部を“自分よりかわいそうな人”に施すような和の無い形では、いずれ支持されなくなり、アナーキー社会に巻き込まれるでしょう。
崩壊する日本に述べられている“本当の勝ち組”とは、以上のようなイメージであると思います。以前に書いた
格差社会の行き着く先は<富める者が貧しい者を救う>たかり横行社会
では、セーフティネットが必要とされる事自体に問題がある、と述べましたが、どうしても格差社会が方向性だと言うなら、クルァーンのように<富める者が貧しい者を救う>しかアナーキー社会を避ける方法がありません。オフィス・マツナガのボス発言「強いて言うなら自分達のような存在がセーフティネット」が本当に機能するなら、労働力の格付けがクルァーンの手前で止まるのでとても良いのですが・・・。
既にCJレスキュー&サポートのように、誰かが手を下さねばアナーキー社会に向かうより他にない事態になっています。硬直化した既存の資本主義・自由競争を、小泉政権のように、もう一度巨大ハンマーを以って修繕すべきでしょう。ハンマーが巨大なら、ほんの少しのアイディアで改善できるはずです。例えば・・・
---------------------------------------------------------
・従来の就学援助ではなく、インターネットを通じてアルバイトの大学生が塾形式で相談に乗れば、学校に通うのと同程度の学力は身に付くはずです。要はテストで得点を得られれば良いのですから、そもそも学校という箱物に必然性がありません。理系を選ぶなら実験ができないと困りますが、才能がそちらにある就学困難児童は、従来の学校に行かせれば良いのです。これで学校の先生がどうなろうが知った事ではなく、あくまでもアカデミックな考え方で良いと思います。改革には痛みが伴います。
パソコンは中古をレンタルすれば安いはずです。就学困難家庭のプロバイダー代は税金でまかなえば何の問題もありません。インターネットを通じて教育するサイトは、岩手県がZ会と共同で研究しています。計画の進展がどうなっているかは分かりませんが、「就学困難児童に対する個別教育法」でも可決してしまえば、必ず実現できます。困難があるとすれば電話回線の問題でしょうか。地方の図書館は空いている場合が多いので、インターネット端末を図書館に集中させてしまうのも手だと思いますが、都会では・・・無理ですね。家でやってもらうしかないと思います。しかし、そもそも超安いアパートに電話回線があるかどうか。そのあたりが悩みかも知れません。
もし、お勉強相談でお金が稼げるなら、大学生のアルバイトとして最適でしょう。従来のテレビやビデオを使った放送学校システムは、性能が悪すぎます。そのやり方で、アカデミックな才能を持つ一部の人が開花できるとは思えません。大学生の方も奨学金が厳しくなっていますから、このアルバイトでがんばってもらえます。「そのシステムは就学困難児童の、ほんの一部のためにあるんじゃないか?」と思われそうですが、日本から技術を奪ったら、国のセールスポイントが無くなってしまいます。それも現実だと思います。
真の富裕層だと思われる、情報ネットワークを重視している麻生氏なら、地方に通信網を構築するメリットとして、こういう事も考えに入れてもらえそうです。
--------------------------------------------------------
・夏休みに体重が減るほど就学困難な家庭の場合、教育よりも食べ物の方を解決しなければなりません。パンが食べられる人なら「人はパンのみにて生くるにあらず」ですが、パンが食べられない人は、まずはパンです。 “就学困難”と一口に括っても、教育と食べ物は全く別の話です。ごっちゃにしてはいけません。教育は↑で仮提案した「就学困難児童に対する個別教育法」で何とかカバーできる範囲として、食べ物の困難は公民館の担当ではないでしょうか。子どもの学校給食どころか、一家全員が給食を食べねばならない状況でしょうから、常識的にはそうだと思います。
ここでも学校という箱物が少し邪魔です。子どもが給食の時間に「びんぼ~びんぼ~」といじめられるくらいなら、一家そろって公民館で食べてください。校内暴力も減るでしょう。
もしこの案を実行する場合は、公民館で出す食料をどうやって調達するか?が当然一番の問題になります。税金での負担には限度があります。「就学困難児童に対する個別教育法」なら税負担は軽いですが、継続的に食料を提供するのは重いです。これこそCJレスキュー&サポート流を地で行くのが良いです。
参照・ゴールデンリーフ2枚目<国営農業所の開設> 黒帯が渋く光る
もし公民館が適切な農地を所有するなら、そこで食料の調達を行うことができます。おそらく食料の解決法はこれくらいしかないと思われます。テレビでは「セーフティネットを作るぞ作るぞ」とお題目だけは声高々ですが、この記事が発表されたのはFeb/15/2005です。政策担当者はWorld Reportを誰も読んでいないのかも知れませんが、すでに1年半以上前にこの案が公開されています。 政府・官庁から具体的な施策案がまだ何も聞こえてきませんが、まだ決めていないのでしょうか?自分じゃあるまいしWorld Reportにずっと張り付けとは言いませんが、民間ながら1年半前の時点で施策を始め、Vol.43 Sep/15/2006現在のリポートでは
5) レスキュー事業活動報告
(抜粋)
今回の収益金663,500円ですが、以下のような形で分配を行いました。
管理責任者
40万円(2ヶ月の給料)
3人
15万円(一人当たり5万円)
残金
約12万円
(駐車場管理小屋借料・電気代・駐車場経営経費等)
殆ど残金は残らない形になりますが、これでよいと思っております。
となっています。宿泊場所は貸与しているので、月5万円は充分な貯蓄です。白浜活動はまだテスト段階ですが、政府・官庁がセーフティネットを作る際の重要な参考になるはずです。公民館がこれに近いシステムを持てば、自前の給食くらいなら充分にまかなえると思います。何せ白浜では販売利益まで上げているのですから。
さらに地方なら、公民館でお手製のビールを作って運転代行業までやれば、飲酒運転の危険も減るでしょう。従来の飲み屋が潰れますが、公民館に就職してください。イギリスではありませんが、パブとして利益を上げるのも悪くないでしょう。公民館でホステス接待は無理ですので、家についてからオナーニで解消してください。自家発電もまた、身分をわきまえたリーズナブルな良いアイディアです。
そんなこんなで、適切な施策が早ければ早いほど、格差社会は凶悪な段階に至らず済むはずです。必要とされる資金も、大都市以外なら少なくて済みます。CJレスキュー&サポートも白浜という条件ですし、都市部の就学困難家庭は、地方の公民館で建て直しを図ってもらうのが現実的かも知れません。
---------------------------------------------------------
皆が常識だろうと思う線で、2つばかりの例を挙げてみましたが、そもそもセーフティネットが議論される事自体は国の恥です。しかし小泉政権でグローバリストが闊歩するようになってから、恥の段階は既に過ぎてしまいました。まあ、グローバリストよりも、元々が彼らに仕掛けられたら格差社会になるより他にない社会システムではあったのですが、今が新しい社会を築くチャンスと言えば、そうなのかも知れません。最大限にこのチャンスを生かしてセーフティネットを築き上げ、いつかそれが「コレもう要らん。あぼーん」される日が来ることを願っております。
従来の既存マスコミなども含め、今のタイミングで硬直化した社会システムを変えられなければ、この先は暴力で人生を変えるアナーキズムが待っている事でしょう。“勝ち組”と呼ばれている人達が、平和が腐り終わってしまった今ごろに、過激な発言の一部サイトを更迭する願望を持っても遅すぎます。彼らの戦術が法治的文化的であるだけマシ、と考えれば、中国のように一部資本家のために公安が張り付くような事態になるよりも、ビクビクしないで済むはずです。
もし日本の格差社会が凶悪な段階に至り、ギャングが横行する環境になると、人として住めない社会になるのは間違いありません。このタイプの社会ならギャングスターでも目指すしかないですね。1ドルで人を殺すようなハッスル×10社会は、ごめん被りたいものです。まぁ、ここまで行くのは都市部周辺だけのはずですが・・・。チェンマイよりも悪化したりして。アナーキー社会は、日本よりも中国で先に実体化するでしょうが、まねをしたくない悪い“先輩”ですね。
クリック!【1.崩壊する日本】(ゴールデンリーフ)
に簡潔にまとめられています。個人的にこの記事で非常に特徴的だと思った情報は、
非正社員の年収では通常の健康的な生活が出来るものではありません。
しかしながら、これが実態なのです。多重債務者も根本は、上記で言えば155万円の年収を得ながら560万円の年収をとっているものと同じような生活を送ろうとして無理し、借金に頼っている事例が多いのです。
勿論、パチンコ・競馬等の負けが込み、借金に走る事例もあるようですが、大方は自分の収入以上の生活をしようとして借金に頼っているのです。
全ては収入が少ないことに尽きるのです。
ここです。WRは階級の固定化を危惧していますが、小学校での校内暴力件数増加、就学援助の受給者の増加、年収の格差、全てが来たるべき未来を暗示してるような気がします。
自分の収入以上の生活を送ろうとすれば、当然サラ金の出番が増えます。俗に言うサラ金村があちらこちらに誕生していますが、それも未来を暗示しているのでしょう。サラ金村がネオンギラギラで景気が良いのは、つまりそういう事かと、今さらながら感じる次第です。
人それぞれに自らの分というものがあるように、身分制度はなくなっても身分そのものは人類がある限り生き続けます。制度的身分との違いは、法的なものか、それとも人物の実像を示すか、という事でしょう。結局、黄金律として、身分に合わない生活を望むと破綻するのは目に見えています。
しかし、資本主義・民主主義のせいで身分が見えなくなっているのも事実です。自由な社会には誰にでも王様・女王様になるチャンスがある、と人々に夢だけを与えて、社会の和を分解する目的が裏にあるのでしょうが、そのような手口に簡単に乗って、個人がバラバラに叩き潰し合う、格差社会が産声を上げてしまいました。人間の自律には期待できない、という事は分かってはいますが、それにしても“格差あるお上”まで庶民の延長線上にいるとは、情けない有様です。
今のニューリッチ層は、“お上”ではなく“夢の庶民”です。他人のオリジナリティをコピーして成長したビル・ゲイツでも目指しているのでしょうか。ホリエモンは彼とそっくりな事をやろうとして失敗しましたが、ゲイツの方はすでにイギリスの男爵に列っせられ、財団を形成して貴族としての身分にようやく目覚めたようです。商売のやり方はまだ同じ手法を続けるようですが・・・。
それぞれが身分を自覚し、それに合わせた行動をするようになれば、貧者の連鎖を社会から駆逐する事ができるでしょう。CJネット社のような富裕層への教育機関がしっかり機能すれば、倒れたメンバーを起こす?フェニックスの尾?・・・のようなセーフティネットが形成されるはずです。
フェニックスの尾?を投げる奴がいなければ、倒れたメンバーは2度と起き上がれません。富裕層は身分を自覚し、フェニックスの尾?を沢山買い込みましょう。そして、そのような特異な力と思想を持つ人は、他の多くの人々から「ここに居てくれ」と言われます。それが富裕層にとってセーフティネットを構築するメリットではないでしょうか。単に吸えるだけ吸い上げておいて、その一部を“自分よりかわいそうな人”に施すような和の無い形では、いずれ支持されなくなり、アナーキー社会に巻き込まれるでしょう。
崩壊する日本に述べられている“本当の勝ち組”とは、以上のようなイメージであると思います。以前に書いた
格差社会の行き着く先は<富める者が貧しい者を救う>たかり横行社会
では、セーフティネットが必要とされる事自体に問題がある、と述べましたが、どうしても格差社会が方向性だと言うなら、クルァーンのように<富める者が貧しい者を救う>しかアナーキー社会を避ける方法がありません。オフィス・マツナガのボス発言「強いて言うなら自分達のような存在がセーフティネット」が本当に機能するなら、労働力の格付けがクルァーンの手前で止まるのでとても良いのですが・・・。
既にCJレスキュー&サポートのように、誰かが手を下さねばアナーキー社会に向かうより他にない事態になっています。硬直化した既存の資本主義・自由競争を、小泉政権のように、もう一度巨大ハンマーを以って修繕すべきでしょう。ハンマーが巨大なら、ほんの少しのアイディアで改善できるはずです。例えば・・・
---------------------------------------------------------
・従来の就学援助ではなく、インターネットを通じてアルバイトの大学生が塾形式で相談に乗れば、学校に通うのと同程度の学力は身に付くはずです。要はテストで得点を得られれば良いのですから、そもそも学校という箱物に必然性がありません。理系を選ぶなら実験ができないと困りますが、才能がそちらにある就学困難児童は、従来の学校に行かせれば良いのです。これで学校の先生がどうなろうが知った事ではなく、あくまでもアカデミックな考え方で良いと思います。改革には痛みが伴います。
パソコンは中古をレンタルすれば安いはずです。就学困難家庭のプロバイダー代は税金でまかなえば何の問題もありません。インターネットを通じて教育するサイトは、岩手県がZ会と共同で研究しています。計画の進展がどうなっているかは分かりませんが、「就学困難児童に対する個別教育法」でも可決してしまえば、必ず実現できます。困難があるとすれば電話回線の問題でしょうか。地方の図書館は空いている場合が多いので、インターネット端末を図書館に集中させてしまうのも手だと思いますが、都会では・・・無理ですね。家でやってもらうしかないと思います。しかし、そもそも超安いアパートに電話回線があるかどうか。そのあたりが悩みかも知れません。
もし、お勉強相談でお金が稼げるなら、大学生のアルバイトとして最適でしょう。従来のテレビやビデオを使った放送学校システムは、性能が悪すぎます。そのやり方で、アカデミックな才能を持つ一部の人が開花できるとは思えません。大学生の方も奨学金が厳しくなっていますから、このアルバイトでがんばってもらえます。「そのシステムは就学困難児童の、ほんの一部のためにあるんじゃないか?」と思われそうですが、日本から技術を奪ったら、国のセールスポイントが無くなってしまいます。それも現実だと思います。
真の富裕層だと思われる、情報ネットワークを重視している麻生氏なら、地方に通信網を構築するメリットとして、こういう事も考えに入れてもらえそうです。
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・夏休みに体重が減るほど就学困難な家庭の場合、教育よりも食べ物の方を解決しなければなりません。パンが食べられる人なら「人はパンのみにて生くるにあらず」ですが、パンが食べられない人は、まずはパンです。 “就学困難”と一口に括っても、教育と食べ物は全く別の話です。ごっちゃにしてはいけません。教育は↑で仮提案した「就学困難児童に対する個別教育法」で何とかカバーできる範囲として、食べ物の困難は公民館の担当ではないでしょうか。子どもの学校給食どころか、一家全員が給食を食べねばならない状況でしょうから、常識的にはそうだと思います。
ここでも学校という箱物が少し邪魔です。子どもが給食の時間に「びんぼ~びんぼ~」といじめられるくらいなら、一家そろって公民館で食べてください。校内暴力も減るでしょう。
もしこの案を実行する場合は、公民館で出す食料をどうやって調達するか?が当然一番の問題になります。税金での負担には限度があります。「就学困難児童に対する個別教育法」なら税負担は軽いですが、継続的に食料を提供するのは重いです。これこそCJレスキュー&サポート流を地で行くのが良いです。
参照・ゴールデンリーフ2枚目<国営農業所の開設> 黒帯が渋く光る
もし公民館が適切な農地を所有するなら、そこで食料の調達を行うことができます。おそらく食料の解決法はこれくらいしかないと思われます。テレビでは「セーフティネットを作るぞ作るぞ」とお題目だけは声高々ですが、この記事が発表されたのはFeb/15/2005です。政策担当者はWorld Reportを誰も読んでいないのかも知れませんが、すでに1年半以上前にこの案が公開されています。 政府・官庁から具体的な施策案がまだ何も聞こえてきませんが、まだ決めていないのでしょうか?自分じゃあるまいしWorld Reportにずっと張り付けとは言いませんが、民間ながら1年半前の時点で施策を始め、Vol.43 Sep/15/2006現在のリポートでは
5) レスキュー事業活動報告
(抜粋)
今回の収益金663,500円ですが、以下のような形で分配を行いました。
管理責任者
40万円(2ヶ月の給料)
3人
15万円(一人当たり5万円)
残金
約12万円
(駐車場管理小屋借料・電気代・駐車場経営経費等)
殆ど残金は残らない形になりますが、これでよいと思っております。
となっています。宿泊場所は貸与しているので、月5万円は充分な貯蓄です。白浜活動はまだテスト段階ですが、政府・官庁がセーフティネットを作る際の重要な参考になるはずです。公民館がこれに近いシステムを持てば、自前の給食くらいなら充分にまかなえると思います。何せ白浜では販売利益まで上げているのですから。
さらに地方なら、公民館でお手製のビールを作って運転代行業までやれば、飲酒運転の危険も減るでしょう。従来の飲み屋が潰れますが、公民館に就職してください。イギリスではありませんが、パブとして利益を上げるのも悪くないでしょう。公民館でホステス接待は無理ですので、家についてからオナーニで解消してください。自家発電もまた、身分をわきまえたリーズナブルな良いアイディアです。
そんなこんなで、適切な施策が早ければ早いほど、格差社会は凶悪な段階に至らず済むはずです。必要とされる資金も、大都市以外なら少なくて済みます。CJレスキュー&サポートも白浜という条件ですし、都市部の就学困難家庭は、地方の公民館で建て直しを図ってもらうのが現実的かも知れません。
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皆が常識だろうと思う線で、2つばかりの例を挙げてみましたが、そもそもセーフティネットが議論される事自体は国の恥です。しかし小泉政権でグローバリストが闊歩するようになってから、恥の段階は既に過ぎてしまいました。まあ、グローバリストよりも、元々が彼らに仕掛けられたら格差社会になるより他にない社会システムではあったのですが、今が新しい社会を築くチャンスと言えば、そうなのかも知れません。最大限にこのチャンスを生かしてセーフティネットを築き上げ、いつかそれが「コレもう要らん。あぼーん」される日が来ることを願っております。
従来の既存マスコミなども含め、今のタイミングで硬直化した社会システムを変えられなければ、この先は暴力で人生を変えるアナーキズムが待っている事でしょう。“勝ち組”と呼ばれている人達が、平和が腐り終わってしまった今ごろに、過激な発言の一部サイトを更迭する願望を持っても遅すぎます。彼らの戦術が法治的文化的であるだけマシ、と考えれば、中国のように一部資本家のために公安が張り付くような事態になるよりも、ビクビクしないで済むはずです。
もし日本の格差社会が凶悪な段階に至り、ギャングが横行する環境になると、人として住めない社会になるのは間違いありません。このタイプの社会ならギャングスターでも目指すしかないですね。1ドルで人を殺すようなハッスル×10社会は、ごめん被りたいものです。まぁ、ここまで行くのは都市部周辺だけのはずですが・・・。チェンマイよりも悪化したりして。アナーキー社会は、日本よりも中国で先に実体化するでしょうが、まねをしたくない悪い“先輩”ですね。
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子供について
初めましてチミンドと申します。いつも更新を楽しみにしています。私は人脈を作るために25年以上前からいくつかの習い事を親にやらされて今に至ります。そのうちいくつかは有段者の資格を持っているので平日の夜や土日は師匠のお手伝いをさせて戴いています。今回述べられた経済的な格差については全く知りませんでしたが、今の40台前半以下の親に育てられた子供たちはそれ以上の年代の大人の子供たちに比べて圧倒的に躾けられておらず、食生活も酷い子供たちばかりです。今まで200人以上の子供たちに別々の場面で接してきたことおよび合宿で寝食を共にすることもあったのでこれは間違いありません。今回の巻物の内容を別の身近な例え話で説明すると私の経験と一致すると思いました。更に補足すれば10年位前から酷い親、酷い子供が激増してきたように思います。偏見だと言われてきた自分の考えが裏付けられる巻物の内容だったため長々とコメントしてしまいました。失礼します。
Re:子供について
再びロクでもないアイディア・・・いやまあ、可能性がなさそうで、ありそうなアイディアをふと思いついたので、近日中に新しい記事にかきます。コメント欄に書くには長いので。
実現可能性は、指導員次第。いや、心ある全ての武道家次第。
実現可能性は、指導員次第。いや、心ある全ての武道家次第。