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 J-CIAの読者がCIAコーナー6/15(木)「日本人は最も優秀な民族故、皆警戒する」の記事内容は、フツーのアメリカ社会が描かれていて結構面白いです。題名はアレですが、まあたまにプロパガンダの一つでもやっておくのは読者の心身の健康に良いのでしょう。二階堂コムの時代から日本社会に絶望させてしまう現象が読者に起きているので、少しはあったかい材料(たぶん)になっているような気がします。

 この記事を踏まえ、リンク集にある
クリック!【「航海士便り」海を超えて・世界の労働力格付け】
を併せて読むと・・・アメリカ合衆国総合評価B1の理由が、ぼやけながらも何かが見えるような気がします。日本の政権がこのままグローバリズム路線を行き格差社会に到ると未来像がどうなるか?それもある程度の予測がつきます。

アメリカ合衆国の項より
現場監督はしっかりしているのだが、識字率が低くメートル法を理解していない日雇い労働者の酷さに目も当てられないのが現状である。この国の現場作業員を見るとアメリカ製品を購入するのをためらうと同時に、新車のトランクにコーラ瓶が投げ入れられているのもうなづける。その割に船の不都合を発見すると高額の罰金をせびろうとする姿勢は、マクドナルドのコーヒーによるやけどで億単位の訴訟が起きるこの国の超法治国家ぶりが伺える。設備は立派だが整備が不十分なのでよくトラブルを起こすのがアメリカの大らかさか。

 がーん。格付けによれば、アラブ首長国連邦>アメリカ合衆国>チリの順番ではないですか。ちなみにアラブ首長国連邦の格上には南アフリカ共和国が来ています。

南アフリカ共和国の項より
アングロサクソン(白人)の指導力もあり、確実さなど平均レベルの作業を行う。但し夜間荷役のスピードダウンは目を疑うものがあり、割増料金の必要な24時間荷役の無意味さを強く感じる。少し目を離すと夜間は船倉内で寝ているのが落ちである。ところでつい100年前まで行われていた奴隷貿易のためか人種差別が残り、黒人労働者を<アニマル>と呼称する雰囲気は違和感を感じる。事実、黒人作業員が岸壁でトラックに轢かれて事故死しても大騒ぎされなかったと聞く。

 航海士の鑑識眼が澄んでいる評価だと感じます。アニマルはアメリカ合衆国の労働者より格上なんですから、ここは一つ我慢ですよ。労働賃金の方はどうなのでしょうか。現地の物価と賃金が気になりますが、そこまで書いていません。残念です。

 日本の仕事は最高の評価を受けていますが、賃金の高さを欠点として指摘されています。しかし、仕事の質と賃金は必ず比例するものであり、それは心得ていなければならないでしょう。最高の仕事が100えんショップで買えるような、そんなバカな世の中は決して到来しません。高くて質が良いか安くて質が悪い(もしくはユニクロのように見かけ上はきれいだが、海外工場設備がおそろしく酷い)かどちらかの選択を迫られるでしょう。安くて質が悪いのは設備も悪いので、現実的には高くて質が良いが唯一の選択だと思います。

 今までのような普通の設備では有り得ないディスカウント価格を要求すれば当然賃金も下がり、航海士便りにある格付け表でどんどん下がり、下手をするとアラブ人にまで到ってしまうかも知れません(そこまでは行かないと思うが)。こうなると、もう日本ではありません。格差社会は実力差の結果、労働階級は低賃金で良し、とするグローバリズムには注意が必要です。収入の格差は実力差ではありません。マネーは人間を無視して勝手に一人歩きするものです。「格差社会は当然」と考えている人には、この格付け表をよく見て欲しいものです。日本がAaa評価を得ている理由は

・日本独特の職業観
・賃金が高い


この2つの理由が挙げられます。ただ、日本独特の職業観の方は家庭生活無視の点で賛否両論あるでしょう。これは精神の貧困さにつながりますが、産業がほとんどロボット化・無人化すれば日本の自然や歴史の方に目が行き、少しずつ是正されると思います。

 格差社会が進行して<富める者が貧しい者を救う>事が社会の常識になると、日本国の仕事の質はアラブ諸国と同程度になってしまうかも知れません。<富める者が貧しい者を救う>社会というのは一見すると美談のように聞こえますが、格付け表を一読すれば社会にもたらす害悪の程が分かります。このような社会を到来させない事が真の知恵であり、社会から国家への格上げに必要な条件だと思われます。こういう事を言うと過激派ムスリムが騒ぐかも知れませんが、
「ムハンマドは一箇所間違った」
と言っておきます。撤回しません。

 日本はまだ<富める者が貧しい者を救う>格下げの段階には到っていませんが、次の政権でもグローバリズム路線だと、この先は分かりません。

 一般投資家に優しいグローバリズム・市場経済なんて理想主義も良いところです。こういう事を言う人が本気なのか、それともどこかの勢力の宣伝マンなのかは分かりませんが、安い賃金を求めて世界中で行われている環境汚染競争は知っているはずです。今やグローバリズムを行った国はすごいしっぺ返しを受けているはずです。コスト削減を求めて産業設備を違法(日本の常識では)に削った結果はそう簡単には回復しません。これを正すとコストが上がります。そのコストを正常とする国民がどれくらいいるか・・・。

 未来には全ての社会が国家に格上げされ、民主主義の20歳以上の有権者議員ではなく訓練された真の運営議員が政府を構成し、グローバリズムが通じる日が来るかも知れません。しかし航海士便りの格付け表を見る限り1000年後くらいのような気がします。
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無題
ブログペットが分からん・・・。

ぺたぺたすると、何が起きるのだ!これにどんな意味があるのだ!

やはり良く分からないので、とにかく放置。
筆記者 2006/07/04(Tue)03:50:45 編集
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