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 「日本の、これから・在日米軍基地」を書いた後、残しておいた記事をアップします。航空機の騒音問題に触れます。

 航空機の環境負荷についてはどの国でも例外なく問題になっています。その根底の原因には航空機の技術があります。反対運動団体が米軍・自衛隊の存在と騒音原因をごちゃまぜにして語りますが、根底にある技術問題とは別の話です。確かに安全保障が侵された時には軍用機の離着陸回数は増え、騒音も増加しますが、そもそも環境負荷は航空機全般に存在します。

 とりあえず技術の話よりも先に反対運動の方を記述しておきます。反対運動は政府に自陣の議員を送り込む意図があるとは言え、材料に使われる環境負荷が実際に存在することに間違いはありません。以下の日本共産党の質問意図はアレですが、参考にはなります。赤字の部分さえ把握すれば残りは飛ばして良いと思われます。

軍用機の場合
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質問名「福岡県芦屋町の航空自衛隊芦屋基地でのT‐4練習機の飛行訓練による騒音、安全対策に関する質問主意書」の経過情報

項目    内容
国会回次 156
国会区別 常会
質問番号 5
質問件名 福岡県芦屋町の航空自衛隊芦屋基地でのT‐4練習機の飛行訓練による騒音、安全対策に関する質問主意書提出者名 赤嶺 政賢君外一名
会派名 日本共産党

質問書より項目の一つを抜粋
三 T-4練習機の離発着アプローチ、周回飛行コースの見直しについて
 1 防衛施設庁は、当面の措置として住宅及び学校等の公共施設について、防音工事の区域対象を拡大し、騒音によって住民が受けている痛苦を少しでも軽減する措置を講ずることは当然のことである。言うまでもなく住民の生活は住宅内に限られず、防音工事の対象とされたとはいえ、市民生活に著しい影響をあたえている騒音問題が解決されたとは到底言えるものではない。関係団体のなかには、墜落事故の危険性という点も考えあわせて、少なくともT-4練習機の離発着アプローチ、周回飛行コースを海側に変更すべきだとの意見もあるが、この見解についてどう考えるのか。

 2 芦屋町、北九州市などのように人口が密集する市街地に航空自衛隊の基地が存在すること自体問題であり、防衛庁がいかなる措置をとろうとも、T-4練習機による頻繁な離着陸、航法訓練、周回飛行は常に墜落事故という大惨事を招来する危険性があることは過去の市街地における墜落事故の例でも明瞭である。住民の生命と安全を守り、騒音から市民生活を取り戻すには、訓練の中止と基地の撤去以外に根本的解決はないと考えるが、見解を求めたい。
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平成十五年二月二十八日受領
答弁第五号
  内閣衆質一五六第五号
  平成十五年二月二十八日
内閣総理大臣 小泉純一郎
       衆議院議長 綿貫民輔 殿
衆議院議員赤嶺政賢君外一名提出福岡県芦屋町の航空自衛隊芦屋基地でのT―4練習機の飛行訓練による騒音、安全対策に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。

答弁書より項目の一つを抜粋
三の1について
 二の1から3までについてで述べたとおり、芦屋飛行場の場周経路は、滑走路の方向、周辺の航空交通の状況等を勘案して設定しているため、これを変更することは難しいものと考えている。
 なお、現在、防衛庁においては、第十三飛行教育団における飛行教育の効率化を図るために、滑走路の延長を検討しているところであり、これにより新たに可能となる安全・騒音対策についても検討してまいりたい。

三の2について
 第十三飛行教育団においては、初級の操縦者として必要な基礎的知識及び技能を修得させるためのT―4による飛行教育を行っており、これは将来の戦闘機操縦者を養成するためには必須のものであることから、今後とも地域住民の生活に及ぼす影響をできる限り少なくするよう配慮しつつ、引き続き芦屋基地において飛行教育を行ってまいりたい

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 騒音を無くすには米軍の撤退しかない、自衛隊の解体しかない、という論調も目立ちますが、米軍・自衛隊が無くなりますと中国軍・朝鮮軍の騒音がやって来るでしょう。都合上、これは言わないんですね。中国軍・朝鮮軍が米軍・自衛隊のように文句が言える耳のある相手とは思えませんが・・・。

 神奈川県には10年近く住みましたが、米軍騒音の話題はただの1回も聞きませんでした。厚木市・海老名市はしょっちゅう行っていましたが(ワーナーマイカルまだあるかな?映画を観ながらチーズたっぷりナチョスが食べたいよぅ。厚木市のまんが喫茶で、コーシー1杯でジャンプ系の単行本を読みまくっていたのはまだハタチになったばかりのあの頃)あまり問題にはなっていないはずです。米軍機が騒がしい時には「何かがあったな」と住民は敏感になりますが、騒音反対運動には直結しないはずです。反対運動団体は住民の意識とズレがあります。反対運動団体がやっている国への提訴回数などはアテになりません。ただし、神奈川と沖縄とでは状況が違うと思います。沖縄は住んだことがないのでなんとも言えません。

 米国では反対運動団体には必ずCIAを潜入させてメンバーを調査しているはずですが、日本はどうなのでしょう。二階堂コムで書いてあったのですが、2ちゃんねるで呼びかけた人権擁護法案反対集会を公安調査庁がじっくり調査していたらしいですが、捜査がバレバレだったとか。写真に撮られて東長崎機関あたりに載ると出世が早いかも。
クリック!「アーユーCIA?」
クリック!「アーユーCIA?(続)」

民間機の場合・・・の良いホームページが見つかりませんでした。残念

 東南アジア諸国では日本で昼間発着をさせるための夜間発着民間機の騒音が負担になっていると聞いております。ここまで日本のわがままを海外に通しても、それでも羽田空港騒音問題は国内でやり玉に挙げられています。最早こうなると航空機の技術問題と呼ぶより他にありません。墜落事故に関しては、整備の整った軍用機よりも民間機の方が恐ろしいです。旅行はロシアを経由しない事を勧められているのはそのせいです。

 最後にまとめとして、簡単な総括をします。下記のホームページには非常に分かりやすく航空機の技術・問題がまとめられています。
クリック!【NEDOよくわかる!技術解説】

 航空機はどうしても環境負荷が高いようです。ジェットエンジンを使用する限り、これはクリアが難しそうです。正直に言うと次世代航空機にはもう少し期待していたのですが、環境負荷は簡単には軽減できそうにありません。騒音問題がクリアされるとすれば、次世代のさらに次世代の航空機でしょう。超重力で格子座標(3次元空間)をひしゃ曲げて、日本とアメリカの距離を短くして飛ぶような航空機ならクリアできそうですが、日本とアメリカの距離を短くするようなパワーを使ったら地球が先に吹っ飛んでしまいます。

 何か他に使えるアイディアがあれば良いのですが・・・少し考えてみます。

 ・・・航空機を改良できないなら、人間の耳の方を改良するのはどうでしょうか?GPS付きの体内イヤーパッドを発明するのです。航空機から電波が来たら、自動的に近辺住民のイヤーパッドが閉じる。これなら今の技術でも開発できそうですね。会話の最中に突然イヤーパッドが閉じるとちょっと不便です。今度は「聞こえないー!」という苦情が来るかも。

 なんだかろくなのが出て来ません。ここを読んでいる皆さんも発明してみてはいかがでしょうか。たぶん自分のよりもマシなはずです。
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綾瀬市はたまらんです
チームセコーAA、ありがとうございます。
さて、騒音ですが、綾瀬はエライこってす。神奈川県内で唯一(?)、鉄道の駅がない市ですが、あそこはひどい。家賃水準も低いほどです。テレビの音が聞こえなくなるのはあたりまえ。表での立ち話も中断せざるをえない。常軌を逸した轟音が日常の中にあります。こっそり言うと、低所得者が多いです。
まあ生活保護特区というか、そんな政策をとれば、なりすまし受給者もそれなりの苦痛(NO PAINS、NO GAINS)を得ることになるので、こんなのも有りかな、と思います。
かま猫占領地 2006/06/30(Fri)07:17:23 編集
Re:綾瀬市はたまらんです
綾瀬って駅がなかったんですか?千代田線(小田急線だったかな?)で綾瀬行きがあった覚えがあるんですが・・・。そっち方面には乗ったことがないので本当に綾瀬市が終点なのかどうか分かりませんけど。

なるべく人気のない場所を選んで離着陸コースにしているのでしょうね。厚木市や海老名市で騒音を立てたら企業から賠償が請求されるような気がします。日米軍は耳があるので、なるべく理路整然と解決法を練り上げた方が丸く収められると思いますが、そもそも解決法が見出せないという現状だと思います。

個人的に何かアイディアをひねり出して、佐藤守さんのブログに投稿しようかなー、と思っています。自分の提案は業界のシロウトなので大概ボツになるんですが、10発撃つと1発くらいかすめる時があるんです。「視点は悪くないぞ」のような感じで。当たらずとも、かすめられればシロウトとしては満足ですよ。
【2006/07/01 03:34】
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