日銀、財務省、みながそろって「景気回復、景気回復」。これはもう、仕手か！？

World Report Vol.45 Oct/15/2006が一般公開されました。

今回の口調は、ちょっときついですねぇ。

今後も政府やマスコミは『景気は回復している、経済は良くなっている、投資をしましょう』、『消費をしましょう』、『不動産はあがっているから、不動産を買いましょう』と色々なキャンペーンを張るでしょうが、これに踊った個人は最後には借金苦で苦しむことになります。個人を犠牲にした景気回復は必ずどこかで破綻します。その時に、『失敗した』と思いましても遅いのです。

やっぱり、案の定、１週間に１度くらいの「キャンペーン」はずっとやり続けるみたいです。これに乗るとどこが得をするかと言うと、やっぱり政府が向いている方向が得をするんでしょうねぇ・・・。

　本当の図式は
『景気は回復している、経済は良くなっている』
　　　　　　　　↓
『投資をしましょう』『消費をしましょう』『不動産はあがっているから、不動産を買いましょう』
などではなく、
『投資をしましょう』『消費をしましょう』『不動産を買いましょう』
　　　　　　　　↓
『景気は回復している、経済は良くなっている』
の、給料ない奴でも買わせりゃ上がる仕手景気でありましょう。風説の流布を金融庁は感知しないのかと。

　前回「景気回復」を言ったのは財務省でしたが、最近は日銀の福井さんが言いました。さて次に言うのは誰か！？予想では・・・安倍さん。ただ、内戦に入った中国からの経済撤退による特需で、本当に回復するような気もしますが。エスたぶりっしゅメントおじさん達は、織り込み済み？

　混乱を起こすための米軍がわざわざ撤退し、イラクにEU軍が入ったら、もう出来レースでしょう。弱くなったドルを基軸通貨から外して、各国のドルのたくわえを減らしたら、積み上げてきた大量の原油や金などと兌換できるローカル通貨に変え、さらにパワーアップでしょうか。

　それまで困惑するアメリカ市民をなだめて、その間にジャパンマネーを持つ日本財閥を軍事産業に投資させて一儲け？さてさて、未来の囲碁はどんな風になっているのやら。自分は解答を知りませんが、出来レースであるような、気もします。文体だけはなぜか余裕ぶっこいています。笑。

　中国混乱万歳、アメリカ没落万歳、といった簡単な囲碁にはなっていないはずです。